東京ベイコート倶楽部 MONARCH BAR & OZIOレポート
「大久保さん、明日ベイコート来れますか?」
ある日、僕の大切なお客様より突然のお誘いのお電話を頂きました。
話を聞くと、東京ベイコート倶楽部でお世話になったW君が退社をすることになったので、そのお別れに行くとのこと。
僕より一回り違う若い彼ですが、とても信頼のおける爽やかな好青年。人間的にも好きだったけど、仕事面では特にお世話になりました。
東京ベイコート倶楽部は、エクシブとは一味違うテイストが盛り込まれた別世界ですから、予約における彼の細やかなサービスや配慮が大変好評でした。
しかし、実にスマートに、そして愛嬌たっぷりに仕事に奔走する彼を見て、「これならお客さんもつくはずだ」と何度も思ったものです。
そんな彼が、突然の退社! それでも、親友の新しい門出、それも東京ベイコート倶楽部での最後の勤務の日になるわけですから僕の中に行かない選択肢はありませんでした。ということで、東京ベイコート倶楽部へGO!
夕暮れに佇む東京ベイコート倶楽部。とても美しい!
そんな訳で、夕刻に到着。ゲートからラウンジへと進みます。 毎回思いますが、ホテル全体の雰囲気も、スタッフの対応も大変洗練されています。 エクシブの料金より若干高めの設定も、この雰囲気を味わったら納得です。 東京ベイコート倶楽部のオーナーでなくてもエクシブのオーナー様ならご利用できますのでオススメです!
ただし、エクシブのCグレード(ラージ)以上の会員権をお持ちの方に限られますのでご注意ください。
今回、到着するとまず通されたのが、メンバーズバーの『MONARCH BAR』(モナークバー)』です。
オーナーオンリーの特別空間。MONARCH BAR(モナークバー)
『MONARCH BAR』(モナークバー)』、ここはまさに「禁断の隠れ家」という言葉がピッタリの大人の社交場です。
24階にある、東京ベイコート倶楽部のメンバーもゲストも共に集えるラウンジ『MADISON』、こちらも最高の夜景と落ち着いたムードが明日への活力をあたえてくれますが、『MONARCH BAR』は、またそれとは違った大人な空間をひしひしと感じます。
通常ゲストは入ることができませんが、今回は東京ベイコート倶楽部のオーナー様と同席でしたので少しだけ大人の雰囲気を味わいました。 実際、この雰囲気がしっくりくるにはまだまだ修行も足りないし、経験も足りません。 背伸びをするよりは、足元見ながら一歩、一歩だね。それにしても良い経験ができました。
さらに、今回はこの『MONARCH BAR』へ通されたのには、もう一つの深いわけがあったのです。 というのも、この日退社するW君のために、スタッフの皆さんがサプライズなイベントを企画していました。
用意周到な計画を練ったのは、W君を引き継ぐTさん。明るく、さっぱりとした、良い意味で細かい事に拘らない性格は本当に一緒にいて気持ちいい。 今回は、彼女の気持ちがストレートに表れた実に素晴らしいサプライズでした。 もちろん、仕事面はとても繊細で、決め細やかな対応をしてくれます。
現場のスタッフ総出のサプライズ企画は本当に心温まるもので、今までこのような送別会は見たことがありませんでした。まさにW君の人望を表したもので、加えて東京ベイコート倶楽部のスタッフの皆様の演出にはまさに天晴れです。
こうしたおもてなしの演出は、日頃お客様に対しても同じように実践している証ですね。 東京ベイコート倶楽部のハード面だけでなく、ソフト面の素晴らしさを痛感しました。東京ベイコート倶楽部には、心から癒される素晴らしいサービスと共に、と~っても温かい心を持った最高の仲間がいることがハッキリわかりました。
是非皆様も、この都会のリゾートに足を踏み入れてみてください。 日常では体験できない感覚を体全身で感じることができますよ!
これから新しいフィールドに踏み出すW君。今まで本当にありがとう。 これからもお互い切磋琢磨して頑張りましょう。あとのことはTさんがいるから何の心配も要りませんね。 しかし、多くの方がW君にお世話になりましたが、皆さん心から喜んでいましたよ。
1階にあった穴場的イタリアン『OZIO』
今回いただいたイタリア料理のレストラン『OZIO』。このレストラン、実は穴場です。
通常、食事をするのは、折角だから美しい夜景を見ながらということで、24階のレストランフロアに行かれる方が多いことでしょう。 しかし、実は24階まで行かなくても、1階のフロアに極上のイタリアンがあるのは意外と知られていません。
朝食をこちらで召し上がる方は多いのですが、実は夕食も絶品なのです。 見た目にも美しい料理の数々でしたが、もちろんその味のほうも言うことなし!
特に、こちらでいただいたパスタは、このパスタを見ただけで「あの人だ!」と分かる方がいる位、業界では有名な方がシェフを務めているのだとか。
スワロフスキーに囲まれた空間も、大変居心地もよく、いつまでもココにいたいと思わせてくれるような落ち着いたダイニングです。 この日も、お客様が結構いましたが、それぞれ思い思いの食事を楽しんでいるようでした。
夜景を見ながらの食事も捨てがたいところですが、『OZIO』がこんなに美味しいとは…。 今まで気がつかなくてごめんなさい。1階でこんなに素晴らしいイタリアンがあったなんて。 新しい発見でした。
朝食も見逃せない『OZIO』
翌日の朝食は、再び1階の『OZIO』でビュッフェをいただきました。 厳選された野菜など、拘りぬいた食材が取り入れられ、一つ一つの料理がとても丁寧に作られています。 オープンキッチンになっているから、シェフを身近に感じることもできるし、1日のスタートにはもってこいですね。
やっぱりシェフの息遣いや、立ち振る舞いが感じられるのがとてもいいと思います。 スタッフの方々のコミュニケーションもしっかり取れているようで、とても快適に食事ができます。
夜景が美しい24階のレストランは、料理・雰囲気・眺望ともいずれも素晴らしく、これらもオススメであることに間違いありませんが、『OZIO』もそれに負けず劣らず魅力的なレストランであることを今回再確認しました。
また『OZIO』は、外来でも食事ができるレストランですから、お休みの日のランチでも気軽に訪れることができます。そ ういう意味では、東京ベイコート倶楽部の中では、最も身近な存在としてご利用できますね。これからも『OZIO』から目が離せません。
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そして最後に、今回はW君の送別会におけるサプライズ企画に参加させていただき、本当にありがとうございました。東京ベイコート倶楽部のスタッフの皆様の、お客様・仲間を問わずおもてなしをする温かい心を感じ、サービスの原点を見たような気がしました。
感謝の気持ちをストレートに表現している皆さんとご一緒させていただき、僕自身もとても感動しました。きっと同じようにおもてなしを受けているお客様も多いことでしょう。おそらくそんな温かい心を受け取った方は、また同じ場所に帰ってくるのだと思います。
『OZIO』の料理もとても美味しいものでしたが、加えて東京ベイコート倶楽部にはとても温かい心を持った人たちがたくさんいることをあらためて感じた今回のエクシブ攻略術でした。