②エクシブ所有権、どれがいい?
今回は、前回ご解説いたました《所有権にこだわったほうがよろしい方》の内容を踏まえまして、
《所有権はどこでもよろしい方》について考えていきたいと思います。
②:《所有権はどこでもいい方》
- エクシブ全施設を1ヶ所に限定せず、色々な施設を利用したい。
→ このような方はまさに所有権に拘る必要はありません。
ただし、会員権を購入する上でポイントがいくつかあります。
是非ご参考になさってください。
*占有日(26泊・13泊)は、所有権を持ったホテルのお部屋につきます。
つまり、26泊の占有日ならおおよそ毎月2泊ずつ、13泊のものなら毎月1泊ずつ購入したホテルのお部屋に占有日がつきます。
したがって、その割り当てられた日には確実にそのお部屋をご利用できます。(ちなみに占有日の1ヶ月と1日前までにその利用を予約事務局に伝える必要はあります)
ここでポイント!
逆にその占有日どおりにそのホテルを利用できなければその占有日のメリットを生かすことができないのです。要するに「占有日どおりに予定なんて組めません」といった方には所有権にこだわる理由がなくなり、どこの所有権をもっても同じことになります。
さらに、エクシブに限って言うとこの占有日はどこでご宿泊されてもいいのです。26泊同じ施設でも構いませんし、逆にすべて違う施設でも同様です。そのあたりはホームグラウンド制を意識している会員権とは異なるところでしょう。
*交換料2,100円が発生し、それは購入したホテル以外の全施設が対象です。
これは、所有権が大きく影響してくるところです。
しかし、今ではこの費用を回避できるシステムが構築されています。
それがワンダーネット(リゾートトラストのページに飛びます)です。
年間で12,600円(税込)の費用はかかりますが、平日にご利用いただくとご利用金額の10%を施設利用金券としてプレゼントされますし、もちろん交換料は一切かかりません。
さらに最近の新規販売物件にはこのワンダーネットがセットされているものがほとんどです。
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今回は、前回の《所有権にこだわった方がいい方》との比較で検討してみました。
全体的には今回のケースに該当する方がほとんどかと思います。したがって、生活する上での一般住宅や別荘などのように、その立地や生活環境が物件によって大きく異なるもではないエクシブのようなリゾート会員権は、それほど購入する物件の所有権をどこにするかと悩む必要はありません。究極的には最もお安い会員権を購入するのも1つの手段です。
ただし、お安く買えばそれでいいというわけではありませんので、
次回(最終回)総括ということでそのあたりに触れていきまとめとしたいと思います。
→NEXT:③エクシブ所有権、どれがいい?