京都八瀬離宮・Sタイプの圧倒的な存在感
前回は、エクシブ京都八瀬離宮のBタイプ(Aグレード)についてレポートしました。大変機能的な和洋折衷スタイルのBタイプ。ご家族のご利用でも全く問題なく、ご満足いただけそうです。
そして今回は、Bタイプとはある意味対照的なSタイプのご紹介です。
エクシブの最高グレードであるSタイプ。そのクオリティの高さは非の打ちどころがありませんが、あらためてその魅力に触れてみたいと思います。
開放的なリビングと窓から飛び込んでくる圧巻の景色
エクシブ京都八瀬離宮のSタイプは、S1~S8タイプまでございますが、基本的にはコンサバトリーが付いているかいないかという点が相違点です。
基本的なスタイルは、和洋折衷スタイルで、広さは120~128㎡です。広さ的にはそれほど変わらない印象ですが、コンサバトリーが付いていないお部屋は、その部分がバルコニーとなっており、その分若干広く感じられます。今回滞在したのは、コンサバトリーが付いていないS1タイプのお部屋です。
客室に入った時の印象は、とにかく広いリビングと開放的な窓から飛び込んでくる中庭の景色が圧巻です。やっぱりお部屋に入ったら、まずは窓を開け放って、清々しい景色とともに、澄んだ空気を体全体で感じたいですよね。
広いバルコニーから見える中庭の景色とともに、遠くに見える京都の街並みの風景が、お寺巡りもいいけど、ここではずっとホテルで楽しみたいな、そんな思いにさせてくれます。
お部屋の印象は、いまさら言うまでもありません。京都八瀬離宮でも、Sタイプの迫力と素晴らしさを体感し、このお部屋に魅せられる方々の気持ちがあらためて分かりました。
贅沢なバスルームとバルコニーでのひととき
今のエクシブでは当たり前となったSタイプですが、はじめて蓼科で見た時には衝撃でした。特徴的なのはバスルーム。こんなに広いならもう一部屋作れそうとどなたも口をそろえて言います。それでも、この非日常的なバスルームがSタイプの最大の魅力なのかもしれません。
もっとも、「お風呂は大浴場に行くからいいよ。だから、Sまではいらない。」というご意見もあります。もちろん、これも正論。実際、そのようにして、Sタイプの下のEグレードをご検討される方も多いのが事実です。
それでも、「やっぱりこのお風呂がいいんだよ。だから、Sタイプに魅力を感じるんだ。」というご意見ももちろん、正論。特に、後者の方は、箱根離宮のSタイプでその良さを感じる方が多いですね。
それは、僕自身もよく分かります。あのバルコニーでの至福のひと時。飲みすぎはよくありませんが、あのお風呂上がりの一杯。早川渓谷を眺めながらの最高の時間。想像するだけでもたまりません。
お部屋のグレードによりその印象は様々ですが、スーパースイートならではの存在感はやっぱり京都八瀬離宮でも圧巻でした。