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エクシブおせち2015「美食セット・福寿の宴」

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2015年の新年を迎えて1か月ほど経ちますが、今さらながら昨年末注文したエクシブおせち2015についてレポートさせていただきます。

最初に着目すべき点として、今回の攻略術のタイトルに「エクシブおせち2015…」としてありますが、実は今回、リゾートトラスト社の打ち出した本セットのコンセプトは、いままでの「お正月のおせち」といったイメージではなく、「卓越した料理人の本物の高級料理をご家庭で」という、年末年始用の美食食材セットという感じのものに刷新されました。ですので、セット名も「福寿の宴」という商品名になっています。

その辺を踏まえながら、料理の内容を詳しく見ていきましょう。

絶品、ローストビーフ

セットの中身は、大きく分けると、フグを用いた鍋料理、ローストビーフ、フォアグラとフカヒレの茶わん蒸し。

それに、小分けにされたおせち風の品々がラインナップとして揃えられていました。

ローストビーフとサーモンは塊のまま送られてきますので、カットするのは食す直前に各自が行うことになります。

今回我が家ではたまたま私がカットしましたので、厚さもバラバラ、盛り付けも美しくありませんが、ローストビーフが特に美味しく、今回の食事の中では個人的にも最も美味しく感じた料理となりました。子供たちにもこのローストビーフが一番のお気に入りだったようです。

また、フォアグラの茶わん蒸しも非常に美味しくいただきました。家族的にも大満足といったところでした。

正直に言います!気になった点!

さて、ここからは気になった点を上げて行きたいと思います。

すべての食材をいただいてみての感想ですが、やはりこれまでのエクシブおせちのイメージを強くもっていたせいか、今回多かった洋風の料理よりも、どうしても美味しい和食を食べたかったなぁ、というか、もう少しだけでもおせち料理としてのテイストが欲しかったなあという印象です。

おせち料理のそれぞれの料理には深い意味があり、その由緒があったりするわけですが、日持ちがして、女性を家事から解放するという観点からみても、少し残念な気がしました。

また、ローストビーフを切ったり、魚を焼いたり、茶わん蒸しを蒸したりと、自分達で準備をする工程が多かったので、個人的にはやや面倒と感じてしまいました。もちろん、すでに調理されたものを温めたり、切るだけで本物の味が再現できるわけですから、わがままな言い分なのですが・・・。

「豪華な食の玉手箱」という意味

今考えてみると、昨年の「エクシブおせち」の発送は12月30日でした。つまり、解凍に1日半かけてお正月に食してくださいという目的があったと思います。

しかし、今回の「福寿の宴」は発送日を指定できました。記憶は曖昧ですが12月28日~31日だったように記憶しています。したがって、私は28日に発送を希望しました。つまり、解凍には昨年同様1日半ほど要しましたので、もうすでに年末の時点で食し、お正月にはなかったわけです。

このように、この「福寿の宴」セットに関しては、あくまでもお正月に食す「おせち」ではなく、年末年始に集まった家族や、友人達とのパーティなど、楽しく一緒に食す「豪華な食の玉手箱」という意味合いが強く、タイトルも『福寿の宴』となったのだと推測されます。

たしかに、1年に1度の食の玉手箱であったことは事実で、家族で楽しみながら食事をすることができました。

「これはどんな味だろうねえ」、とか、「これ、美味しい~!」などと一家団欒で食卓を囲むという本来の食あるべき姿を創造してくれることへの付加価値が特に大きいと感じました。

最近では家族揃って食卓を囲む機会が減ってきている世の中。同時に家族間の会話もなくなりつつあります。

食事は家族揃ってみんなで食べるのがやっぱり理想ですよね。我が家は今のところみんな揃って食べることが多いのですが、子供たちの成長とともに少しづつそんな時間が減っていくのも現実の話ですよね。

そして最後に重要になるのは、「今年も無事に新しい年を迎えられて良かったです。ありがとう。」という気持ちに集約されるのがこの『福寿の宴(おせち料理)』の本当の肝になるのではないかと思います。

そんな意味からすると、今回の『福寿の宴』は昨年同様個人的には満足できるものでした。金額は昨年同様4万円でしたが、これを高いとみるか、妥当と判断されるか、これはそれぞれの判断になってくることでしょう。

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来年はまたどんなものが企画されることだろう?そして、どんな1年になっていることだろう?とにかく今年も安らかに穏やかに充実した1年をすごしたいものですね。本年もALIVEをどうぞよろしくお願いします!

そして次回のエクシブ攻略術もどうぞお楽しみに!