ブレない料理 【エクシブ山中湖・花木鳥】

暖冬な今年は、1月にして雪があまり積もっていない、なんとなく違和感のある富士山、今年は少し表情が違うように感じます。

やっぱり冬の富士山といえば、白い雪化粧がお似合いだと思います。
さて昨年の12月、そんな富士山にあいさつをしながら大好きなエクシブ山中湖に行ってきました。

エクシブ山中湖と言えば、やっぱり楽しみは富士山と料理ですね。ここは何を食べても美味しいと思うのは僕だけではないはず。 日本料理に鉄板焼、天ぷら割烹。イタリアンに中国料理。ここに来ると、何を食べようか迷ってしまうね。それぞれ特徴があり、期待を裏切らない内容はどのレストランも秀逸です。

そして散々迷った挙句、椙山料理長にもあいさつをしたかったので、今回は日本料理を選択しました。

リゾート会席「湖月」　鱶鰭と野菜の小鍋

料理長の料理はいつ行っても新鮮で、新しい発見がたくさんあるワクワクする内容なんです。シンプルに美味しく、安心できて、素人の僕が言うのも何ですが、まさにブレない味。久しぶりにお会いさせていただきましたが、全然お変わりなく、いつものダンディな料理長でした。

6,000円と9,000円のコースをオーダー

それぞれ6,000円（左）と9,000円（右）コースの前菜、どちらも見た目、味とも素晴らしくお酒のみの方でしたら、これから始まるコース内容に自然と期待感が高まると思います。

上記は9,000円コース「湖月」の品々

上記は6,000円コース「富士見御膳」の一品「甲州富士桜ポークのしゃぶしゃぶ」。
これがとても美味しかったです。

しゃぶしゃぶと言うとなんとなく大雑把な味、という印象がありましたが、お肉も出汁のお味もとても素晴らしく、本当にいい意味でしゃぶしゃぶのイメージを裏切ってくれました。

それぞれ「黒豆カステラ あずきクリーム 」と「栗とりんごのブリュレ」

今回は、6,000円と9,000円のコースをオーダーしましたが、いずれのコースも大満足でした。金額の違いは、食材の違いなんだと思います。料理の品数も6,000円のコースでも十分ですし、9,000円のコースについても、すべてにおいて納得の内容です。

サービスする側とされる側の協力こそが素敵なホテルライフになります

料理の出されるタイミングも、スタッフの皆さんの対応も素晴らしい。本当にいつも気持ちよく食事をすることができるのは、エクシブ山中湖の皆さんの努力の賜物だとあらためて痛感します。だから、こういった環境に馴れてしまうと、時には危険だと思うことがあります。

お客様のことを常に考えて、日々対応してくれている人たちに感謝して、その時間が当たり前でないことを知る。

ホテルライフは、サービスする側とされる側のお互いの協力で、かげがえのない思い出や経験が出来るのだといつも自分に言い聞かせています。

常に相手の立場に立ち、自分がされたら嫌なことは決してしない、言わないこと。

ホテルライフも同じことが言えて、サービスしてくれる現場のスタッフをリスペクトし、感謝の思いを持って接すれば、その想いは伝わるし、そこにはきっと幸せな空気と時間が流れるね。

だから、今までのエクシブライフで嫌だなあと思ったことはほぼありません。

伝わらなかったことは伝えられなかったということ。もし些細なミスがあっても相手を責めてはいけないね。人間だからちょっとしたミスはあるものです。むしろ、そのミスを次につながるように接してあげたら、次からはきっと活かされて、さらにレベルアップしたサービスを受けられるようになるでしょう。

今回の特別な時間も、いつも通りのブレない料理と、いつも通りの皆さんの優しく穏やかな笑顔に癒されて、楽しく過ごすことができました。

これから春先までは、なかなか足が遠のいてしまう山中湖ですが、ここにはたくさんの温かい雰囲気と幸せな時間が流れていますよ。そして、何と言ってもブレない料理を是非お楽しみください。