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《後編》秋本番前の京都で連泊 【サンメンバーズ京都嵯峨】

公開日:2016年9月20日 

サンメンバーズ京都嵯峨

エクシブ京都八瀬離宮でエクシブの醍醐味を味わったあと、この日お世話になるのは、同じ京都市内にあるサンメンバーズ京都嵯峨です。

サンメンバーズ京都嵯峨エクシブが主流となった今では、大変貴重なサンメンバーズリゾートホテルを代表するホテルです。

他には、リゾーピア箱根・熱海・久美浜・別府、サンメンバーズひるがの・神戸とございますが、その中でも僕自身よく利用するのが、このサンメンバーズ京都嵯峨になります。

嵐山や嵯峨野という、京都を代表する観光名所に徒歩圏内という立地もその魅力の一つですが、こちらのスタッフの方々から醸し出される雰囲気に、非常に強い京都の色を感じるからかもしれません。

スタイリッシュで洗練されたエクシブ京都八瀬離宮に対して、京都の色・仕草・言葉遣い・立ち振る舞いなど、「京都に来たなあ」としみじみ感じることのできるこちらのホテルの雰囲気が、ここに足を向かせる理由なのだと思います。

実際、他のサンメンバーズ施設でも同じことは言えて、リゾーピア箱根には近くにエクシブ箱根離宮があるにも関わらず、リゾーピア箱根しか利用しない方もお見えになるくらいです。

つまり、それぞれの施設が、それぞれの強みや特徴を理解し表現している結果が、多くの方々に愛されていることにつながっているのでしょう。もちろん、これは仕事にも言えることで、強みを活かし伸ばすと同時に、弱みを知り修正・改善していくことなんですよね。

したがって、そんな相反する2つの施設が京都にあることで、今回のような京都での連泊が可能になり、その滞在に変化やこだわりを感じることで、思い出深いものになっていくのだと思います。

そして、今回のサンメンバーズ京都嵯峨の滞在で感じられた拘りと個性が、夕食と客室から感じとることができました。

美味しい料理は高くない 『おばんざい』編

まずは、今回のテーマでもある「美味しい料理は高くない」のレポートです。エクシブ京都八瀬離宮のイタリアンと同じように、「日本料理 嵯峨」にて、5,400円(税込)のおばんざい料理『桂』をいただきました。

サンメンバーズ京都嵯峨サンメンバーズ京都嵯峨

京都そのままですが、『おばんざい』というフレーズ。あまりにストレートな、よく耳にする京都を表現する言葉ですが、実はそんなストレートな京都の言葉や空気に触れたくて、京都を訪れているのかもしれません。

今回の食事のメインは、やっぱり『おばんざい』というタイトルにもされている『一の段』と『二の段』の食事でしょう。

サンメンバーズ京都嵯峨

おばんざいで埋め尽くされた『一の段』と、
彩りも鮮やかな一口寿司が満載の『二の段』。

この二つの料理が出てきただけで、歓声があがるに違いありません。実際、料理も非常に手の込んだもので、これだけでも十分満足できる内容だと思います。お酒を愉しまれる方も、お酒がすすんで困る結果になるに違いありません(私もその1人)。

おそらくこのメニューに、サンメンバーズ京都嵯峨のすべてが集約されているようにも感じられました。

サンメンバーズ京都嵯峨サンメンバーズ京都嵯峨

サンメンバーズ京都嵯峨サンメンバーズ京都嵯峨

サンメンバーズ京都嵯峨サンメンバーズ京都嵯峨

そんな料理が5,400円のコースに入っていることに驚いたし、それだけで、またここに来たいと思わせるほどのインパクトがあるのも、こちらの強みと個性なのだと想います。

ここでも「安くても美味しい料理」を堪能することにより、「美味しい料理は高くない」という結論に至ることになりました。

エクシブのスケールが大きくて、スタイリッシュなホテルも魅力はありますが、サンメンバーズ京都嵯峨のような、きめ細やかなサービスや心遣いに魅了される人も少なくはないのが、こんなところからも実感でき、まさに納得ですね。

これらのことが相まって、エクシブ京都八瀬離宮とサンメンバーズ京都嵯峨のそれぞれのギャップにつながり、どちらに宿泊しても満足できる滞在になるのでしょう。さらに、それぞれに宿泊する連泊となれば、印象深い旅行になることは間違いないでしょう。

「日本料理 嵯峨」の朝食メニューです

こちらは「日本料理 嵯峨」の朝食メニューです

サンメンバーズ京都嵯峨 『デラックスツイン』

加えて、このサンメンバーズ京都嵯峨の特徴の一つが、今回も利用した『デラックスツイン』の客室です。スタンダードツインが7,560円(税込)なのに対して、デラックスツインは11,340円(税込)と、若干その金額に隔たりはありますが、デラックスツインの特徴と使い勝手から言ったら、その金額差以上の満足感は感じられます。

すでにご存じの方も多いのですが、あらためて説明すると、スタンダードルームを2つつなげて1つの部屋にしたのがデラックスツインになるわけです。

サンメンバーズ京都嵯峨
サンメンバーズ京都嵯峨

特に、何てことはない話なのですが、この違いが実に大きくて、通常のエクシブの客室のレイアウトではあり得ない構造になっていることろが実に楽しいんです。

ただ寝るだけでいいというビジネスマンなら、スタンダードルームで十分だと思いますが、旅に一つのエッセンスをという方には、個性的なこの客室はオススメですね。

サンメンバーズ京都嵯峨

サンメンバーズ京都嵯峨

サンメンバーズ京都嵯峨

サンメンバーズ京都嵯峨

このように、サンメンバーズ京都嵯峨は、ハード面ではエクシブ京都八瀬離宮には到底及ぶものではありませんが、その個性と特徴に特化したソフト面を体感すると、またここに来たいという衝動が駆り立てられることになるのだと思います。

これからが観光本番の京都の滞在でしたが、それぞれの特徴が垣間見えて、印象的な滞在となりました。

前編、後編とレポートしてきました、2016年、夏の京都編。いかがでしたでしょうか?
これからが本番の京都、そしてまだまだ魅力満載の京都ですから、皆様も自分なりの魅力的な京都をたくさん見つけてみてください。