圧倒的なスケール感 ~グランドエクシブ鳥羽~
「大久保さんは、どこのエクシブが一番好きですか?」
よくこのような質問を弊社お客様からいただきます。
なかなか難しい質問なのですが、
「強いて挙げるとしたら、グランドエクシブ鳥羽はベスト3に入ります」と、お答えします。
エクシブに行くときは、いつも写真を撮ってくるのですが、この1枚はお気に入りの1つです(撮影は相変わらず難しいですね)。
きっと、そんな鳥羽愛が反映されているのかもしれません。
ちなみに、これは私の両親の金婚式を祝うために鳥羽別邸を訪れた時、撮影したものです。両親も、この光景に感動していました。
ところで、私がこうしてエクシブ攻略術を書く時に毎回意識していることがあります。
それは「皆さんはどう思うだろうか? 何か参考になることはあるのだろうか? どういう言い回しが伝わりやすいだろうか?」などなどです。
それでも、毎回行きつくところは、私がエクシブで自ら体験したことや感じたことを、なるべく客観的な目線で、シンプルにお伝えしていくということだと思っています。
ということで、今回のエクシブ攻略術も、これまで私が経験し感じたことを直球で、また過去に撮影した写真とともに、私が鳥羽を好きな訳を探りつつ、前回同様客室の一部をご紹介していくことにします。
もくじ
鳥羽本館の「この情景」は必見です
グランドエクシブ鳥羽は、鳥羽本館(以下、本館)、鳥羽アネックス(以下、アネックス)、鳥羽別邸(以下、別邸)の3つのホテルから成り立っていますが、まず本館の鳥羽愛から探っていきましょう!
この本館の写真を撮った時は、本当に良い天気に恵まれ、違和感があるくらい真っ青な空が広がっていました。
帆を張った船のように見えるシルエットが美しいです。
そして、この写真について申し上げることがあるとしたらこの一言につきます。
「鳥羽に行ったら、この情景を感じてください」
昭和61年竣工のエクシブ第1号のエクシブ鳥羽ですが、この地にエクシブを建設しようと思った理由が、素人目にも理解できます。
この情景を見たいがために、本館に宿泊すると言っても過言ではありません。
それでは、本館については、2つのタイプの客室をご紹介していきます。
鳥羽本館 【Lタイプ(ラージ)・定員5名】
この客室がお気に入りの方、多いのではないでしょうか。
元々、スタンダードタイプの隣り合う2つの部屋を、1つの客室にリフォームしたタイプになります。
バルコニーから望む風景、潮の香り、爽やかな風、そして鳥のさえずりを体感されたら、またここに来たいと思われることでしょう。
和室の部屋はリビングと仕切ることもできますので、小さなお子様のいるご家庭にも適しています。
また、明るい雰囲気の内装も、鳥羽のイメージにピッタリですね。
ご夫婦でゆっくり寛がれていても、お子様に何かあれば気が付くことのできる距離感もいいですね。
尚、同じラージグレードでも、部屋タイプにより料金が異なりますので、こちらをご参照ください。
お役立ちリンク(リゾートトラスト公式HPより)
鳥羽本館 【Cタイプ(スタンダード)・定員2名】
別邸の建設時にリニューアルされた客室ですが、シンプルモダンに施され、スタイリッシュで快適な部屋に生まれ変わりました。
かつては、このような間取りのスタンダードタイプの客室が主流でしたが、少し手狭に感じるのは、贅沢になってしまったんでしょうか?
とは言っても、お二人であれば十分な広さと言えますよね。
リフォーム前の部屋を知っている方であれば、その印象はかなり変わった印象を持たれるのではないでしょうか?
このエントランスホールは、当時の面影のままですが、全く古さを感じないどころか、むしろいつまでも変えてほしくない場所のような気がします。
尚、本館につきましては、繁忙期以外の通常営業日につきましては、基本的に土曜日の宿泊のみとなりますのでご注意ください。
さらに、新型コロナへの対策として、ホテルで取り組んでいることや変更点等ございますので、ご参考になさってください。
また、インルームダイニングによる食事も可能ですので、ご参考になさってください。
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続いては、アネックスの客室のご紹介です。
鳥羽アネックス 【Cタイプ(ラージ)・定員5名】
この雰囲気は、オールドエクシブ感満載の客室ですよね。
和洋折衷タイプのこの外観は、エクシブの象徴でしたよね。
当時はラージグレードでも、部屋の仕切りはありませんでしたが、この造りが懐かしく感じられる方は少なくないと思われます。
さらに当時としては、これでも大変広く感じられたものです。
最近では、離宮シリーズやベイコートシリーズに慣れてきてしまっている傾向もありますが、トータルのスケール感という意味では、このグランドエクシブ鳥羽に勝る施設は他にないように思います。
鳥羽アネックス 生簀割烹『海幸』
なかでも、アネックスの生簀割烹『海幸』での和朝食は、お気に入りの朝食の一つであります。
オーソドックスな朝食ではありますが、ここに来たら必ず食すと決めているレストランでもあります。
この生簀カウンターも、当時としては斬新でした。
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さて、本館・アネックスの圧倒的なスケール感を誇るグランドエクシブ鳥羽ですが、そこに新しいエッセンスを加えたのが別邸です。
国際的建築賞のインテリアデザイン部門1位を獲得した別邸は、エクシブに新しい息吹を吹き込みました。
鳥羽別邸 【CBタイプ(CBグレード)・定員5名】
すぐに感じられるのは、モダン和テイストな空間です。
畳の床が気持ちよく快適です。
廊下から続く浴室もコンパクトでありながら、ゆったりと過ごせる場所になっていますね。
本館やアネックスからは見えなかった風景に出会えます。
通路側の襖も、ご覧のように締め切ることが可能ですから、落ち着いて眠りに就くことができそうです。
やっぱり畳の床って落ちつきますね。
それにしても、この部屋がスタンダードグレードでもお泊りになれるわけですから、上質なホテルライフが愉しめますね。
鳥羽別邸 【Sタイプ(Sグレード)・定員5名】
最後は、エクシブ最高峰の鳥羽別邸・Sタイプのご紹介です。
もう何もコメントをする余地もありませんが、穏やかな佇まいで、目にも優しい色合いが心を落ち着かせてくれそうです。
そして、この浴室で体の芯からリラックスしてください。
その泉質が好評のグランドエクシブ鳥羽の温泉ですが、このSグレードには、その温泉が各お部屋に引かれています。
特に、今のような時期には、大浴場での滞在が心配な方にとっても嬉しい設えですよね。
◇◆◇
今回は、私の鳥羽愛について、グランドエクシブ鳥羽の魅力を、客室の一部とともに、ご紹介してまいりました。
3つのホテルのそれぞれの良さがあり、一言でまとめるのは難しいことなのですが、敢えて言うのなら、”スケール感”なのかなと思います。
別邸の和空間の庭園は、他のエクシブにはないスケールです。
地上17階のアネックスの圧倒的な存在感も、他のエクシブにはないスケールです。
冒頭でも申し上げましたが、本館からのこの情景は、エクシブ第1号のホテルがここに建てられた意味が伝わり、そのスケール感も他にはなかなかないものだと思います。
さらに、今のこのコロナ禍にあって、感染症対策への対応やインルームダイニングのサービスなど、きめ細かい取り組みにより、安心して滞在できる環境を整えてくれました。
もしかしたら、これからが本当の意味でプライベートリゾートエクシブの魅力がより注目されることになるかもしれませんね。
最後に、エクシブをよりよくご利用いただくためのオーナー様の専用サービスもご案内しておきますので、ご参考になさってください。