優雅な人間ドック『ハイメディック』PET診察レポート エクシブ山中湖
エクシブ山中湖内に人間ドック?
これは、平成5年のエクシブ山中湖の開業と同時に、エクシブ山中湖内に併設された成人3大病(ガン・脳・心臓)の早期発見を目的として設立された所謂、人間ドックなのです。
もっとも、人間ドックといっても、一般の人間ドックでは必ずしも充分な環境が整っているとはいえないのが現状です。 そこで、従来の人間ドックではできなかった領域の検診を可能にしたのがこの『ハイメディック』というわけです。
最新の検査と最先端の検査機器、そして実績を伴ったドクターの診断により、成人3大病を出来る限り早い段階で発見することを目的とされています。
その中でも注目されるキーワードが『PET(ペット)』と呼ばれる検査機器。 今でこそ普通に聞かれるようになった単語ですが、平成5年のオープン当初は「PET?犬?猫?」そんなレベルでした。 もちろん、日進月歩の医療業界ですから、PET以外にもあらゆる検査方法や診断があるわけですが、とにかくこのハイメディックのおいては、『PET』による検診が最大の売りというわけです。
人間ドックというと少し緊張感が漂いますが、リラックスした環境の中で体のチェックができる、また、前日からゆっくりお部屋に宿泊して、翌日の検診も可能と、エクシブならではの魅力がセットになっているところがハイメディックの魅力であり、人気の理由と言えそうです。
今回、そのPET検診を僕自身が受診してきました。さらには検診された方の様子も交えてご紹介させていただきます。
受診レポート① 事前に体の状況を報告
検診の日が近づいてくると、エクシブ山中湖へのアクセスなどの案内が郵送されてきます。 そして、その中にあらかじめハイメディックへ提出する問診表も入っています。この問診表ですが非常に詳細な情報にまで問われています。 あらかじめ、自分の体についてのデータを共有することがとても大事なのはその通りですが、その内容がとても細かいのです。
やはり、検診する側の意識としては、自分の体について少しでも多くのデータをお伝えしたいと思うのは当然のことなので、詳細なことまで問われている問診表は有難いものです。
受診レポート② 検診前日はエクシブ山中湖に宿泊でリラックス
今回の僕の検診は、朝7時40分からでした。 一般の病院等での人間ドックに比べると、開始時間はかなり早い感覚です。
しかし、ここはエクシブ山中湖。 前日に検診される方用にお部屋がご用意されているので、前日に前泊しておけば検診当日はお部屋からそのままハイメディックで検診できます。
ちなみに、その際のルームチャージは別途いただくことはありません。(ただし、基本はスタンダードルームでの対応ですので、それより広いエクシブをお持ちの方がお持ちのお部屋をご利用される場合は差額は必要になりますのでご注意ください)
さらには、同行される方もお泊りいただけるので、ご主人が検診される際、奥様が同行されても問題ありません。
このあたりのシステムは、エクシブ山中湖内にあるハイメディックのメリットではないでしょうか。 エクシブ山中湖でゆっくり滞在しながら体のチェックができるというわけです。 ご主人様(奥様)が検診中でも、付き添いの方はエクシブ山中湖でゆっくり滞在できますね。
受診レポート③ 軽めの食事なら前日でもOKです!
検診前日は、エクシブ山中湖が誇るレストランで食事も可能です。 午後9時までなら食事をしても構いません。適量のアルコールも大丈夫とのこと。 もちろん、深酒はいけませんよ。
これは、PETにおける胃の検査で内視鏡やバリュームを使用しないことに起因していますが、本来、胃がんなどを入念にチェックされる際は、やはり内視鏡検査等を行ったほうが万全なのかもしれません。 逆に、バリュームが苦手な方もいらっしゃいますので、苦痛やストレスのかからないハイメディックの検診は、そんな方々には好まれるシステムです。
受診レポート④ いよいよ検診開始
検診のタイムスケジュールはこんな感じです。
- 受付
- 問診(問診表を元に確認します)
- 身長・体重測定
- がん部門診察(ドクターによる問診)
- 血液検査
- 尿検査
- 便潜血検査
- MRI(下腹部)
- 超音波検査(上腹部・甲状腺)
- PET/CT
それぞれの検診は大変スムーズに進んでいきます。 元々、1日にPET検診できる人数が限られているので、混雑してごった返すこともありません。
さらに、通常のCTやMRIよりも短時間で検診できるため、精神的な負担も軽減できますね。
また、ドクターやナースの服装も皆さんブレザーなので、所謂病院でみられる圧迫感がないのもいい。 なんとなく、あの白衣や薬品の臭いって嫌な人も多いんですよね。
検診はこんな感じでリラックスした雰囲気の中、あっという間に終了。 時間にして10時頃には検診自体は終わってしまいました。
受診レポート⑤ ハイメディック最大の売りはここからかも
検診自体は上記の通り、10時には終わってしまいました。
ただし、ここからがハイメディックの最大の特徴です。 なんと、検診データがお昼過ぎにはすべて揃ってしまうので、データを元にドクターの診断が行われ、さらには看護師によるきめ細かいレクチャーが行われます。
僕自身の結果はというと、特に問題はありませんでした。 もちろん、この年で問題があってはいけませんが、とりあえずホッとしました。
ちなみに、前回のレポートでご紹介したお客様はここでガンの宣告があり、その場で後方支援病院の選定に入っていったそうです。 もちろん、そのおかげか今でもとっても元気です。
参考までに、ドクターの診断は画像を元に実に細かく説得力のあるご説明でした。 時間にして30分ほどでした。 さらに驚いたのは、看護師の方のレクチャーが1時間以上。 日頃の生活からありがたい知識まで。
もちろん、これも検診データを元にした内容ですから、ダイレクトに僕の脳に落とし込まれます。 一般的な話ではなく、すべてが僕自身に関してのお話でしたのでとても新鮮です。
話も非常に弾み、楽しい方でしたので1時間以上のお話もあっという間でした。
受診レポート⑥ 気持ちも晴れやかに!
このような感じで全ての工程が午後3時には終わりました。
今回は何も異常はなかったのですが、万が一異常が発見されても一刻も早い処置をすることに意味があります。 今、体に生じている症状を先延ばしにしていいことはないでしょう。 さらには、不安を抱えながら日々の生活をすることも決して良いこととは言えません。
ただし、このハイメディックのポイントとしては、費用が決して安価ではないということ。 誰でもが気軽に受けることができる金額ではないのです。
しかし、一般の脳ドックなどと比較しても突出して高額というわけでもありません。 むしろ、この分野のパイオニアとしての情報量の多さや、実績、実証例の検証能力の高さは他の追随は許さない状況です。
さらには、東京ミッドタウン等におけるハイメディックの会員様への医療相談は非常に信頼性が高いことで有名です。日本の中でも大変著名なドクターから直接アドバイスいただけるのも充実したアフターフォローの表れといえます。
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最後に、実際検診を受けた方々の事例をご紹介します。
体験談その① 多くの症例データが豊富
まず、一人目は私の母親です。私の母親は、何十年も偏頭痛に悩まされており、常に頭痛薬を常備しているような生活を送っておりました。 事実、母親自身が若い頃に交通事故に遭い、その後遺症も残っていたわけですが、やはり不安な毎日をおくるのもどうかということで、脳のPET検査を受けることとなりました。
検診は、朝8時頃から始まり、お昼には検査は終了。そして、ドクターの面談を受けて、午後3時にはハイメディック山中湖クリニックがあるエクシブ山中湖を後にしました。 ちなみに、検査結果はその日に分かるので、とても明瞭かつスピーディーです。
検査結果はというと、脳動脈瘤が発見されました。 所謂、くも膜下出血に起因する症状。しかし、ドクターの見解としては、手術を要するものではなく、生活をする上でアドバイスを受けました。
手術を要するのか要しないのか、悪性なのか良性なのかの判断も多くの症例を経験しているハイメディックならではの特徴といえそうです。
- 脳に関して常にコンタクトが取れるホームドクターを、自宅の近所にみつけること
- 今回の画像データを担当ドクターに持ち込み、そのドクターと認識を共有すること
- 毎日、血圧を測定すること
- 日々の生活の中で、イライラしたりせず、穏やかな状態で生活すること
簡単にまとめると、このようなアドバイスを受けたようです。 実際、検診を受けた母親の感想としては、高度な検診により原因がわかってとても安心した。 やはり、ストレスを抱え込むことが何より悪影響を及ぼすこと。何かあればすぐに相談でき、認識を共有しているドクターがいる安心感。そして、日々の健康に対する意識を高めること。
結果的には、手術などをして完治するわけではありませんでしたが、精神的な部分ではっきりと状況が明確になったことは意味のあることで、ドクターとのその後の対策も立てやすかったようです。 そのおかげか、現在でも元気に生活できています。現状を把握し、ストレスを抱え込まず穏やかに生活することがとても大事であることを再確認したようです。
体験談その② ネットワークの充実の優位性
2人目のかたは、エクシブを購入していただいてから10年のお付き合いになる私のお客様です。 このかたは、ガンのPET検査を行いました。 検査を受けられたのはちょうど今から1年前。 血尿が出るとのことで、疲労かなと思っていたそうです。そんな折に、ハイメディック山中湖クリニックで
検査を受けられたところ、膀胱ガンが発見されました。
このとき、私も心配だったのでエクシブ山中湖まで行きましたが、その時の会話を今でも覚えています。 「大久保君、見てごらん。ここに、膀胱ガンって書いてあるよ。ガンって本人には知らせないものというのが過去の流れだったけど、やっぱり本当に告知するんだね。」
実際ご本人としては、そうはいっても不安であったに違いない。私もどう対処したらよいのか分かりませんでしたが、ドクターの対応がお客様に勇気を与えたようです。 詳細に関してはわかりませんが、この病気に関して権威のある病院とドクターをご紹介していただき手術と治療を行いました。
とても前向きに治療に専念され、全く悲壮感はありませんでした。 そして、先日1年経過し、再度山中湖クリニックでガン検診をしたところ、ガンはなくなっており、転移も見受けられなかったとのご連絡がありました。
やはり、早期に発見することの重要性をあらためて思い知らされたのでした。 もちろん、今ではバリバリ仕事をされています。 結果的には、後方支援病院の選択とネットワークの充実が良かったのだと思います。
体験談その③ アフターフォローサービスで得た安心感
3人目の方は、このかたもエクシブのオーナー様で、やはり10年近くお付き合いのある方です。 このかたは、ハイメディック山中湖倶楽部の総合コースをもたれており、毎年ご夫婦で検診されている方です。 今回の状況は、ご夫婦に異常が発見されたのではなく、その息子さんが主人公になります。 20代後半の男性で私も何度かお会いしていますが、とても爽やかな好青年で、もちろん病気等想像も付きません。
その彼が、めまいや頭痛を訴え始めて、その症状がなかなか治まらなかったため、PET検診で脳を診てみようということになりました。 しかし、結果はどこも異常がないとのこと。 さらに、その後も症状は続いていたようです。 そこで、ハイメディックのオーナー様のアフターフォローサービスとして備わっている東京ミッドタウンにある医療相談室にてケアをしていただくことになりました。
ここは、私も1度だけ入ってことがあるのですが、ホテルのような環境の中、実績と経験を兼ね備えたドクターが親身になってお客様の状態を確認し、その後その方にマッチした情報提供とアドバイスを
してくれます。 ちなみに、相談に応じてくれるドクターはそれはそれは権威のある方なので、信用性も高く、そのネットワークは相当なものとのことです。
そこで判断された内容は、精神的なストレスから来るものであろうと診断されたようです。 その後、彼は順調に回復し、大分症状も治まってきたとのこと。そして、何よりもよかったことはこの先生に任せておけば大丈夫という安心感をハイメディックを通じて感じることができたそうです。
心の病というものは、他人には到底理解できるものではありません。 その精神的な不安を取り除いてくれるのも、ハイメディックの長年の実績や経験地が関係しているのかもしれません。
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ハイメディックは、優れた設備による検診が売りではありますが、実は、その検診結果を元に的確に症状を判断する目と経験値と、その後の対処の仕方がとても大事になってくるのです。 実際、PETによる検診は一般的にはなってきましたし、PETでは足りない箇所もあると思いますが、経験と実績を伴ったハイメディックの信頼性が検診を受けた方にとても高い安心感を与えているのかもしれませんね。
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今回、エクシブ山中湖のハイメディックにフォーカスしてレポートしてみました。 命の尊さや、日々の何気ない生活がとても幸せなことにあらためて気付かされた昨今ですが、私達にとって、日常的に健康な体を維持していくこともやっぱり大切なことに違いありません。
そのためには、自分自身の体をしっかりと把握することがその第一歩でしょう。 そして、その手段には様々な方法があると思いますが、ハイメディックもその選択肢の一つであり、自分自身の体験を含めて、そのクオリティの高さを再確認することができました。
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