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相乗効果 ~早慶戦~

公開日:2013年11月27日 

11月23日と言えば、何の日?

僕の中では、やっぱりラグビーの早慶戦だね。

今年は特に注目していました。

僕のいとこのご子息が出てましたので。

彼を中心に見ていたのだけど、ひたむきに、献身的に頑張っていたなあ。

少し贔屓目もあるとは思いますが。

今回の内容はラグビーネタですので、関心のある方は最後までご精読ください。

 

結果は‥、

69-7で早稲田の圧勝!

 

点差ほどの実力差はないように思いましたが、色々と考えることが多い試合でした。

おそらく様々なことに結びつくことがいくつもありました。

 

まず思ったのは、やっぱりリーダーは体を張らなくては、ということ。

ラグビーではタックルがすごく大事なのですが、廻りの部員や部下は必ずリーダーを見ている。

そこで、リーダーが勇気あるタックルをしていれば、必ず伝わるね。

これは、どの世界でも共通することなのでしょう。

 

次に感じたことは、廻りから可愛がられる、愛される存在になること。

早稲田に鳴り物入りで入ってきたスーパールーキー。ルーキーと言っても、2年生ですが。

この日、彼のプレー、存在感、そして笑顔に観客は魅了されたことでしょう。

確かに、プレーのスキル、潜在能力、そしてこれまでの実績は申し分ありません。

大学を飛び越えて、すでに世界を相手にしてますからね。

そんな彼は、これまでほとんど大学のラグビーには関与できませんでした。

そして、今回も数日前に早稲田の練習に合流。

これまで頑張ってきた4年生や、同じポジションで切磋琢磨してきた仲間がいるのに、この日はいきなりスターティングメンバーに名を連ねました。

一発回答が求められ、プレッシャーも相当かかるであろう試合だったはず。

試合が始まると、実に楽しそうにプレーしていた姿が印象的でしたが、さらに印象的だったのは、廻りのプレーヤーが彼を快く迎え入れていることが明確だったのです。

これは、彼の持って生まれた性格はもちろんのこと、周囲に対する気配りもしっかりしているのだろうと想像できます。もちろん、試合も大差でしたから余裕があったのは言うまでもありません。

しかし、彼が受け入れられたのは、単にプレーの能力が高いだけの理由ではないのであろうことは想像できました。

これは、弊社にも言えることですね。

やっぱりお客様から可愛がられる企業でありたいし、ALIVEから購入したいと思っていただける存在でありたい。もちろん、そのためのしっかりしたプレーのスキル(企業のスキル)は当然必要不可欠ですが、廻りへの気配りや配慮が最も大切なことなんだろうと、そう思う。

 

次に感じたことは、脇役の存在の大きさとその脇役を認める空気。

強いチームや組織には必ず優れた脇役がいるものです。

この日の早稲田はまさにそれ。

結果的には、そのプレーの質は主役より目立っていましたが。

最終的に得点をしたプレーヤーが偉いのではないことは、高校時代のラグビーの恩師に教えられました。

だから、ラグビーでは得点をしたプレーヤーは派手なパフォーマンスはしません。

むしろ、喜びをぐっとこらえてチームメイトの輪に戻る。

これが格好いいプレースタイル。そして、強く、いいチームの証。

1チーム15人のプレーヤーの努力の結果、たまたまそのうちの1人が得点しただけ。

他の14人が頑張ってくれたおかげで得点できたんですよね。

これも企業と同じだね。

社長だからって、偉そうにしてたら、社員はついてこないし、お客様も離れてしまうでしょう。

常に謙虚な気持ちを忘れず、自分の立ち位置をしっかり把握しなければ。

 

最後に思ったことは、やっぱり勝負事は勝たなければ。

もし負けていたら、歯を食いしばって、挽回したいもの。

悔しい気持ちや、負けたくない気持ちって、やっぱり大事。

 

今回は、早稲田の良いところばかりが目立ちましたが、慶応のプレーヤーだって、この日に懸けてきたはずなんですよね。

だから、次回はこの悔しさと意地を見たいですね。

幸い、まだリベンジのチャンスはありますからね。

 

最後に、今週末の12月1日(日)は、現国立競技場での最後の早明戦がありますね。

意地と意地のぶつかり合いが今から楽しみです。

以前は抽選で当たらないと観戦できないドル箱の試合でしたが、ここ最近はラグビー人気の低下もあって、満員には程遠い観客数。

それでも、今回は、すでに指定席は完売している模様。

当日の自由席ならまだ空いているようですが。

僕は、お客様とのお約束と、地域の防災訓練のため、残念ながら最後の国立での早明戦はライブでは観戦できません。今回は録画で観戦ですね。

 

ワセダとメイジの白熱したゲームになることを期待しています。

ちなみに、注目は早稲田の15番です。

 

最後までご精読いただきありがとうございました。僕の個人的な思いばかりになってしまいましたことをお許しください。

そして、これだけはお約束します。

「体を張れるリーダーになります。」