本当に大切なもの
先日、地域の生涯学習交流館が新しく生まれ変わり、その式典に招かれて参加してきました。
大変立派な施設です。
1,2階が会議室などマルチルーム。
3,4階は、この日も式典が行われた300人収容できるホール。
加えてこのホールは、隣接する清水桜ヶ丘高校との複合施設。
清水桜ヶ丘高校の校舎。
旧清水商業と言ったほうが分かりやすいかな?
そうです。高校サッカーの名門である清商(キヨショウ)が新しく校名が変わったんですね。
相当のお金もかかっていることでしょう。
耐震、避難場所。
確かにそうかも!?
でも、将来を担う子供たちにとって、この施設がどれほどの効果があるのだろう?
静岡市長も来賓でお見えになっていた。
先日の高校の同窓会に先輩として来られた時も挨拶させていただいたが、 個人的には同調できる方。考え方や方向性。
しかし、様々な方々が関わっている一大プロジェクトであることはすぐに分かります。
国会議員に県会議員。
仕方ないのだけど、誰を見ているの?どこを見ているの?誰のため?
選挙が近いから?
式典に彩りを添えようと、必死に演奏する子供たちの健気な姿がより一層輝いて見える。
純粋に音楽を楽しんでいるな。
子供たちにとって本当に必要なものって何でしょうか?
様々な意見はあると思うのですが、僕は安心して帰ることのできる場所(家族)だと思います。
そのためには、働く場所、税金等。
決して甘やかしてはいけないと思いますが、子供にとって安心できる場所が何よりも必要では?
大人の都合で社会が回っていないだろうか?
大人の都合で子供たちの笑顔がなくなっていない?
「今日、こんなことがあったんだよ」
目をキラキラさせて話しかけてくる子供たちの安心できる場所。
清水桜ヶ丘高校吹奏楽部の迫力のある演奏。
流石の演奏で、聞き入ってしまった。
子供たちは精一杯の努力をし、素直に自分を表現していることが率直に伝わってきます。
今の世の中は、一朝一夕に成り立ったものではないけれど。
これからの私たちの生活に不安を感じます。
今の自分に出来ること。
たいしたことはできないけれど、岡小の子供たちの笑顔が少しでも増えるように、
「いいことはやり、悪いことはやめる」