子どものために体を張るということ
5年にわたる小学校のPTAの役が終わろうとしています。
副会長で2年、会長で3年の、それはそれは楽しい5年間でした。
と同時に、自分にとっても、ものすごく貴重な経験をさせていただきました。
この5年間の経験は、少し大袈裟かもしれませんが、今後の人生を左右するほどの時間だったからです。
皆さんにとってのPTAに対するイメージって、どんな感じですか?
偉そう、面倒くさい、威張っている、できればやりたくない、そんな感じでしょうか?
僕も実際そう思っていましたし、正直今でもそのように感じることもあります。
「誰のためにやっているの?」「どこを見て、PTAをやっているの?」
自分で言うのもおこがましいのですが、このメンバー、最高でした。
残念ながら、女性1名、男性2名がいませんが、本当に気持ちの良い、子供たちのために体を張り続けた素晴らしいメンバーです。
ちなみに、ここにいるのは本部のメンバーなので、他にも一緒に活動してくれた役員さんが多数いることを付け加えておきます。
この1年、個人的には全くPTAに関するストレスがなかったのが本音。
お互いが尊重しあい、助け合う。
それぞれが、それぞれの役割を粛々と遂行し、何と言っても、みんな明るい。そして前向き。
イイことはやり、悪いことはやめる。
こんなに居心地の良い人たちと1年間共に活動できたことは、僕にとっては本当に貴重な財産となりました。
人を思いやる気持ち、人の痛みをあらためて教えられ、言い訳はしない、愚痴を言わない、他人の悪口を言わない、そんな人として当たり前のことを、この仲間や子供たちから学びました。
おそらく子供たちは、そんな親の背中を何気なく見ていることでしょう。
だから、この1年、仕事に家事に育事、そしてPTAと多忙だったことだろうと思いますが、こんなに大人として親として成長できた1年もなかったように感じます。
凶悪事件や虐待など。
子供たちが、大人の分からないところで泣いていることを思うと、胸が痛くなります。
大人の勝手な都合で子供たちの可能性が失われることを思うと残念でなりません。
子供たちの笑顔を大人が奪ってはいけないね。
5年間の最高の時間を終えようとしている今、今の気持ちを留めておこうと思い、今回はこんなブログになりました。
5年間、一緒に活動してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
そして、これからも岡小をよろしくお願いします。