食べることは生きること
「いつものアレちょうだい!」
こんなやりとり、よくテレビでも観ますよね。
味の好みや、性格などよく知った間柄でこそのやりとり。
僕が好んで立ち寄るお店に、この日は家族でお邪魔した。
「寒くなってきましたよね」
いつもの店主の屈託のない笑顔に癒されます。
そして、最初に出してくれたのは、カブの温かい一品でした。
いきなりスーッと、心が和らぐ感じ。
次に出された料理に、末娘が「ゴマ油が入ってるよ♪」
確かに!
「それと。これは沢庵だ」
こんな家族の会話に自然と笑みが出ます。
映像的には美味しさは鮮烈に伝わりませんが、間違いなく美味しかった。
特に、真ん中のアジのなめろうはいつものブレない美味しさでした。
美味しい食事をすると、楽しい会話が増えますね。
店主のTちゃんとは、いつもふざけた会話しかしていませんが、料理は本物です。
それでも、貝好きな僕のためかどうかは分かりませんが、必ず貝がついてくる。
本日のオススメで出してくれたのが、北海道のカキ!
残念ながら、カキがあまり好みでない子供たちを尻目に、夫婦で遠慮なくいただく。
しかし、最近は、長男と末娘が味を知ってしまったらしい。
食の教育は少し間違ったか!?
「他のカキはどうしますか?」と聞かれたので、天ぷらにしてもらった。
本来ならカキフライなのかも!?
でも、なんとなく天ぷらが食べたいと。
これも、半分は子供たちの口に入っていった。
「食べ盛りの息子さんのために、サービスです!」
本当にサービスなのか、よく分かりませんが、これが美味かった!
「Tちゃん、ご飯どんぶりで持ってきて」
これは、間違いなく白飯だ。
食べ盛りの中二の息子。
甘辛の味付けが白飯とバッチリ!
そのあとは、麻機レンコンという地元の食材とこれも地元のゴボウの天ぷらをいただいた。
どちらも、地元でしか流通していない食材だと思いますが、とにかく絶品なんです。
「食べることは生きること」
食べると笑顔も増えるよね。