新たな道
4月7日、末娘が中学に入学しました。
これで高校2年の長女を筆頭に、中3の長男、そして中1の次女。
長女と同じミッション系の女子校に入学することに。
ちなみに、この日は午前中は小学校の入学式に来賓として参加させていただきました。
校長室の前でこんな言葉が目に入る。
きっと新しく赴任された校長先生が掲げたものなのかな?
「子供の表情は心の表現」
この言葉が心に響く。
大人の身勝手な振る舞いが、純粋な子供たちの表情を曇らせてしまう。
子供の表情を曇らせてしまうのは、すべて未熟な大人の責任だと思っています。
逆に、子供たちのおかげで、『親』として随分成長させていただいたように実感しています。
子供たちを支える存在でありたい、支える存在にならなくては、と思い、前だけ向いて突っ走ってきましたが、いつの間にか、自分は子供たちや家族に支えられていることに気がつきました。
そして、その支えがとてつもなく大きなものであることを知る。
不安な気持ちに押しつぶされてしまいそうになったり、ここから逃げたいと思うことは誰にでもありますが、ここを乗り越えたら少しだけ成長できるよ、というチャンスをあたえてくれたのも子供たちでした。
子供たちのおかげで、親として少しずつ成長できていることに感謝。
入学式の最後は、みんなで懇親会。
ここで、長男の通っている中高一貫の男子校のサッカー部のご家族と出会う。
「娘のおかげでまた出会えましたね。」
今まで少しだけあった見えない壁が完全に取り払われた。
「大久保さん、お酒好きですか?」
「もちろんです!」
お酒の飲みすぎは良くないが、たまにはいいこともありますね。
穏やかな表情のお父さんの傍らにいるお嬢さんは、本当に柔和な表情が印象的なお子さんでした。
子供たちの笑顔を絶やさないために、『親』として『大人』として出来ることに精一杯尽力しよう。
新たな道を歩き始めた娘の表情が、少しだけ成長したことを感じる。
それにしても、雨・風が激しい4月7日の入学式でした。