エクシブランチ ~エクシブ有馬離宮・中国料理『翆陽』~
このインテリアが特徴的な空間。
ここで食事をした方なら、ここがどこかお分かりかと思います。
エクシブ有馬離宮・中国料理『翆陽』に、ランチをいただきに来ました。
結論から申し上げますと、大満足の食事でした。
左手にあるイタリアンも良かったのですが、かなりの盛況ぶりだったので、今回は泣く泣くパス。
入店する際、ここでどちらに行こうか迷いましたが、今回は中国料理にして良かったのかもしれません。
予約も全くしていませんでしたが、この2皿がさっと出てきました。
スタッフの方々の対応も、とてもスマートで、居心地が最高にいいです。
「是非、それぞれの食感をお楽しみください」との説明。
春巻きの想像はつきましたが、意外にもそれぞれの料理の食感が様々で面白かった。
やっぱり、このような説明って大事なんだなあと、あらためて気づかされる。
南高梅の冷麺との選択でしたが、今回はこちらに。
左奥に見える有馬山椒のアクセントが抜群で本当に美味しかった。
しかし、食べ終わるころには、顔から滝のような汗が‥。
すると、それを見た女性スタッフのSさんが、
「新しいおしぼり持ってきましょうか?」と、声をかけてくれたので、素直に甘えさせていただきました。
それまでも、スマートで機敏な対応、そして何よりも穏やかな表情が印象的だったSさん。
でも、「おしぼり持ってくるだけなのに、少し遅いなあ」と思い始めたころ、
「お待たせしました」と、Sさん。
そして、額の汗を拭うと、その理由がすぐに分かりました。
最初に席に着いたときに出されたおしぼりの冷たさと明らかに違うのです。
「わざわざ冷やしてくれたんですか?」と問いかけると、
コクっと頷かれていました。
食事って、そんなさりげない演出で、印象が全然かわってきますよね。
食感の説明をしてくれた男性も、ただ出されただけでは、そこまで意識して食べなかったかも!?
普段、何気なく目にしている風景も同じですよね。
色々なものに関心を持ちながら接すると、受け取り方が全く違ったものになりますよね。
ところで、最初にイタリアンか中国料理か迷った時に対応してくれたのは、その姿からすぐにイタリアンのスタッフと分かりました。
すると、帰り際、その女性スタッフが、
「ありがとうございました。是非またエクシブ有馬離宮にお越しください」と、清々しい対応と爽やかな笑顔でお見送りをしてくれました。
「なんて気持ちの良い時間だったのだろう」と、心から満足して晴れやかな気持ちになったのは言うまでもありません。
私たちにとって本当に大切なことは、相手を思いやる気持ち。
「自分が同じことをされたらどう思うかな?」
「自分がされて嫌なことは絶対にやめよう」
今回も私よりはるかに若いであろう人たちから、多くの学びをさせていただくことになりました。
次回ここに来るときは、食事はきっとイタリアンにするだろうね。