生きてるよ!
東日本大震災。
まず、大変多くの犠牲者の方々に心からお悔やみを申し上げます。
そして、被災された多くの方々にお見舞いを申し上げます。
さらに、多くの救助を待っている方々、もう少し”頑張ってください”。
僕のこの声は実際は届かないかもしれないし、「がんばってください」って言葉も軽々しく言ってはいけないのかも?
それでも今、みんなが力を合わせて、何かをしなくては!
震災から四日目の夜、名取市の大学時代の後輩とようやく連絡が取れた。
第一声!「大久保さん、生きてるよ!」
大学時代のラグビー部の後輩で、僕自身も最も気にかけていた後輩だったから本当に心配だった。
しかし、ようやく今日になって連絡が取れ、奥さんも子ども達も皆無事とのこと。さらに、石巻の実家も大丈夫とのこと。
多くの犠牲になった方々がいる中で失礼な話かもしれないが、とにかく良かった。
名取市といえば報道でも震災の激しさが伝えられていた地域だし、仙台空港にも近い土地だったから連絡が取れなかったときは、まさか…という思いがよぎったことも。
しかし、今日元気な声が聞けて…。
とにかく、ゆっくり休んでほしい。
そしてもう一人。
こちらは高校時代のラグビー部で同期のキャプテン。
今は仙台で外科医をしているはずだが、連絡が取れない。
彼は、元々仙台で勤務医をしていましたが、その後山形に赴き、今年になってまた宮城県に戻ってきたと聞いているが…。
きっと、多くの被災者の対応をしているに違いない。
責任感の強い彼のことだから、きっと寝る間も惜しんで働いていることだろう。
きっとそうだ!
何もしてあげることができない自分が、とてももどかしい。
しかし、今は無事を祈るばかりです。
明日は東北地方も含めて全国的に寒くなるそうです。
家があって、家族がいて、電気があって、水があって、食料があって、毛布があって、これらのことが当たり前ではない現実をしっかり受け止めよう。
僕達にできることは何か?
状況をしっかり見極めて行動に移します。
今できることを。
そして、もう一人の仙台の友人のメールの一言も…、
「生きてるよ~」でした。