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来週は卒業式

公開日:2012年3月16日 

我が家の長女もいよいよ小学校卒業。

本当にあっという間ですね。

この12年間、色々あったというか、無事にこうして晴れの舞台を迎えられるだけでも心から感謝です。

人生何があるか分かりません。

「行ってきます」って元気良く登校したはずなのに…。

震災さえなければ…。

家族が離れ離れになることを歓迎する人なんていないはず…。

やっぱり家族は一緒にいるのが一番。

しかし、現実には多くの方々が悲しみに暮れていて、そこから立ち上がろうとしています。

 

 

8人家族で唯一残された18歳の少女。ご両親・2人の妹さん・おじいちゃん・おばあちゃん・曾おばあちゃんが震災の犠牲者に…。

「もう泣かない」と言って、前を見る。

果たして、同じ境遇に立たされたら、僕はどうするだろうか?

彼女のように強い心を持てるかどうか自信はありません。

 

そんなことを考えながら、毎日寝るときに子供たちの寝顔を見ると幸せを痛感します。

日常の当たり前は当たり前ではないんだな。

こうして卒業式を家族全員で迎えられることがどれだけ幸せなことだろう。

元気に成長してくれた子供たちや家族、周りで支えてくれた方々に感謝です。

 

こうして会社のホームページを利用して今の思いを綴っていますが、本来はもっと皆様が役立つような情報を提供すべきなのかもしれません。

その意味では、まだまだ見直す必要はあります。

しかし、個人的にはこのような場があり、そのときの素直な思いを残しておくことができるこのホームページを作ってよかったなと思っています。

 

このホームページからは、『熱』を感じてほしい。

そう思います。

 

そして、上述の少女は最後にこう言っていました(現在は、親戚のご夫婦と同居)。

「今の生活に慣れてきてしまっているんです。今の生活が普通になってきて、違和感がなくなってきてしまっている自分がいます。」

と言って、自分を責めていました。

そのとき、流さないと言っていた涙が零れ落ちました。

震災は、18歳の少女にそこまで考えさせてしまったのかと思うと、やっぱりもう震災は起きないでほしい。原発は言わずもがな。

 

僕も、もっと強く、もっとやさしく、そして穏やかにならないと。

 

娘の卒業式を目前に控えて、そんなことを思いました。

 

卒業式は晴れるかな?

色々と遊んでもらった6年生の暴れん坊たちにもお礼を言わないと!(遊んでもらったのは僕ですけど…)

卒業式は、思いっきり泣いて、思いっきり笑って、楽しい思い出残そうね。

アナログなオジサンもフォトムービー作成してますからね。自分で言うのもあれですが、フォトムービーいいです!

 

最後に、長女には今までありがとう。

これからもよろしくね♪

 

それと、「風邪ひくなよ!」