あの日から1年半
もし、津波を伴う大規模な震災に直面したら、皆さんはどこへ避難しますか?
高さは何メートルの建物ですか?
家族とはどんな打ち合わせをしていますか?
そして、食料・水分は…?
この写真は、子供たちが通う小学校のお隣の中学校の1室の風景です。
実は、この段ボールの数々は、震災時の備蓄品なんです。
それも、中学校の生徒さん個別のもので、それぞれ名前も記入されています。
被災時に中学校で待機、避難したときのもの。
中には、水のペットボトル2ℓ、非常食、タオル、軍手、など。
それと、簡易トイレに、毛布。
今回、どんな形で保管されているのか見学させてもらいました。
震災から1年半。
だんだんあの時の記憶が風化されていってはいけません。
もちろん、今後2度とあのような震災が来ないことを願わずにはいられませんが、逆に必ずいつかはくるんだという危機感も必要。
子供たちを震災から守る。そして、自分も、地域も!
写真は、地域の運動会。
困ったときは、地域と住民、そして学校が一体となって協力しないとね。
この運動会で、隣りの人や地域の人とも触れ合えて、親交が芽生える。
自分一人の力なんてちっぽけなもの。
みんなで協力して、助け合い、寄り添って生きたいなあ。
最近、地域の素晴らしい考えをお持ちの方々とご一緒させていただく度に、未熟な自分を痛感…。
それでも…、
いつまでもはち切れんばかりの子供たちの笑顔をなくしてはいけないね!
東日本大震災から1年半。
この備蓄品が活躍する日がこないことを祈る。