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雨よ降れ

公開日:2012年11月19日 

先日の土曜日。

「雨よ降ってくれ」とこんなに思ったことは、生まれてこの方なかったように思う。

普通、そんなこと思いませんよね。

晴れてほしいと思うことはあっても、雨が降ってほしい、なんて。

それが、今回ばかりはそう思わないわけにもいかず…。

 

この日までの1週間。

ほぼ毎日、週間天気予報を気にする毎日。

土曜日のみ、雨99%の表示。

その前後は天気も良好だ。

 

なのに、この日に限って、「雨」。

 

この日に合わせて念入りな準備をしてきたけど、天気ばかりはしょうがないね。

前日の金曜日も雲ひとつない快晴でした。

そんな中、明日の中止の決定をすべきか否か。

 

再度天気予報を確認。

午前中の雨の確率66%!昨日より下がってる。

でも、確実に雨が降るに違いない。

しかし、前日の99%の表示から66%とは。

 

土曜日に何が予定されていたかと言うと、PTAが主催する小学校の清掃の奉仕作業だったんですね。

保護者と先生方、そして子供たちが参加しての清掃作業を決行すべきか迷っていたのです。

大人だけでも総勢150人以上参加のイベントだったから迷いました。

 

皆さんならどう思いますか?

どうせ雨だと分かっているのなら、前日に中止にしてほしいですか?

それとも、当日でもかまいませんか?

 

あらかじめ出していたお便りには、「小雨決行、雨の場合は当日の朝、一斉メールを出す」としてあったのですが、やっぱり個人的には、中止の場合はできれば前日のうちにお知らせしたかったんですよね。

そのほうが、土曜日の予定も各自たてやすいですからね。そもそも雨の中作業して風邪でもひいたら本末転倒ですからね。

だから、ほぼ雨だと予報されていたこの日は、前日のうちに判断したかったんですよ。

少なくとも僕が逆の立場ならそう思ったはず。

 

そして、快晴の前日金曜日の夕方。

教頭先生に明日の中止を決定した旨、報告しました。

 

「何度も空を見上げたけど、明日雨が降るなんて誰も思わないよな。」

 

そう思いながらも、もう言ってしまったものは撤回できないし。

その後、自分の携帯にも自分が作った中止のお知らせがメールで届く。

 

その日の夜、娘のお迎えで駅まで。

空を見上げると、きれいな月が明るく周囲を照らしている。

ものすごくきれいな夜空だ。

だんだん焦りが…。

 

何も悪いことはしていないのに、なんだろうこの感覚。

 

もう考えても仕方ない。言っちゃったんだから。今更撤回できないのは分かっているのに。

こんな時、小さい自分に気付かされる。

 

それでも夜は普通に寝ることができ、いよいよ朝をむかえました。

小さいんだか、大きいんだか、何も考えてないのかよく分かりませんが、兎にも角にも運命の朝!

 

おもむろに外を見る。

 

雨は…、

降っていない。

 

晴れてもいないが、雨も降っていない。

 

それから数分後。

 

ポツ、ポツ、ポツ、とベランダに雨が降ってきたことを知らせる音…。

 

喜んでいいのか、反対になんとなく罪悪感にもかられ、微妙な感覚を今でも覚えていますが、いずれにしても中止と判断したことがようやく実証されました。

 

雨が降ってきたのは、作業開始予定時刻の1時間前。

この日、晴れて欲しいと思っていた人たちには本当に申し訳ないけれど、雨が降ってホッとした。

そして、午後からは台風のような暴風雨。

 

おそらくこの日、雨が降って欲しいなんて思っていたのは、僕くらいだろうな。

「自分、性格悪いなあ」

と思いつつ、僕の心の中にふっと沸いてきた歌のフレーズ。

 

それは、

「雨雨ふれふれ…、…、…、」

 

ところで、あなたが連想したのはどちらの歌ですか?

動揺ですか?

それとも

演歌ですか?

 

ちなみに、僕は後者。

そして、日曜日の夜は、ぬるめの燗で一杯やったのでした。

しかしオッサンになったなあ…。

 

最後までご精読ありがとうございました。

おしまいに、先日訪れた京都のエクシブの映像を!

 

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