親の勉強
先日、地元の小学校の校長先生の講演を聞いてきました。
というよりも、親とのディスカッションといったほうがいいかも?
内容は実に深いもので、大変感銘を受けました。
1時間半の講演はあっという間に終わりましたよ。
演者の校長先生はとても熱い方で、大変教育熱心。そして何より子供のことを真剣に考えてくれている方だった。
30年後には、1人の高齢者を1.3人で支えなくてはならない時代がやってきます。
今、僕たち大人が子供たちにしなくてはいけないことは何だろうか?
少し見づらいのですが、この通りだと思った。
子供の前に立たなくてもいい。
いつでも見守っているよという安心感。
そういえば、娘の同級生の少年M君。中学校に行ってからは少々先生たちを困らせているようだ。
しかし、僕は彼のことが可愛くてたまりません。
この夏の体育祭の際、
「お前のこと見てるからな」
彼にそう伝えた。
クラス対抗の大繩の種目で、必要以上に張り切って、クラスの先頭に立っているM君がいました。
やっぱり、彼らは見てほしいんだよね。
見守っていてほしいんだと思う。
まだ、モンシロチョウでいったらサナギの中学生。
環境次第でどうにでも変わってしまうサナギ。
その環境を作っているのは、まぎれもなく僕たち大人ですね。
責任重大だと思う。
講演後、会場から見える富士山はとても穏やかに見えました。