なんとなく晴れない気持ち
中3の長女、中学校最後の体育祭。
親としては、感慨深くもあり、早いなあという印象。
心配された天候もなんとか最後までもってくれた。
娘の姿をしっかり見ていようと思い、今回はカメラは持ってこなかった。
なので、携帯での撮影のみ数枚。
娘が友達と仲良く、そして必死に頑張っている姿を見ると安心します。
やっぱり中学3年生ともなると、他の学年とは意気込みが違う。
それが自然と伝わってくる。
しかし、僕のこの日の気持ちはずっとこの空のような感じで曇っていたのです。
なぜ?
それは、ここにいるべき少年がいなかったから。
もちろん、本人が悪いのは間違いないだろうと思う。
でも、そんなことに誰がしてしまったの?
私たち大人だね。
確かに髪の色も他の生徒とは違う。
服装も‥。
態度も‥。
この日、彼は何をして、どう過ごしていたのかな?
それを思うと、この体育祭を心から楽しめませんでした。
教育現場のことは僕が語るべきではないのかもしれません。
ましてや、家族でもない僕が言うべきではありません。
でも体を張って生徒を守る空気を感じませんでした。
それが残念です。
「おじさん、ちわ~っす」
彼は、はにかみながら(おはようございますとは言いませんが)、会えば必ず僕にこう言ってくれる少年だから。
それでも、娘にとっては最後の中学校体育祭。
クラスメイトとの打ち上げも楽しかったようです。
あと半年の中学校での生活。
高校受験もあるけれど、たくさんの思い出を作ってほしいね。
ハラハラドキドキ、そしてたくさんの笑顔をくれる娘には感謝です。