みんなできる!
小学校の研修授業にお招きいただき、授業を拝見しました。
そして、その授業終了後、先生たちによる超真剣モードの討論会。
1つの授業に対して、様々な角度からの意見を交わしあう。
教師が教師にアドバイス。
最後に僕にも感想を求められた。
約40名近い先生方が一斉に僕のほうに視線を移す。
‥‥緊張‥‥
でも、折角呼ばれたので何か言わなくては‥。
思ったのは、
真っ先に手を挙げる子、常に手を挙げる子、もちろん悪いことではありません。
むしろ、授業の流れを作る上では欠かせない存在。
でも、授業後半、遠慮がちに手を挙げる子の意見のするどさと斬新な見方。
さらに、手を挙げていない子のノートに書いてある考え方の独創性。
学校の授業って手を挙げる子ばかりに目が行きがちだけど、実は意外なところにもっともっとすごく素晴らしい意見や考え方があるんじゃないのかなあ、と素人目に思いました。
『みんなできる』
それにしても、1つの授業に対してこんなに研究を重ねて、少しでも子供たちにとって良い授業をしようと日々研鑽されている先生方にはあらためて頭が下がります。
翌日はPTAによるお祭り、所謂バザー。
毎年誰かに言われるのは、
「このお祭りは利益のためにやるのですか?」
もちろん答えはYESではありません。
しかし、NOでもありません。
だって、この収益が最終的には子供たちの教育・学校環境に反映されるから。
PTAの活動って究極のボランティアだと思っていましたが、
最近そうではないことに気が付いています。
もちろん”自分のために”がスタートでは絶対にうまくいかない。
でもね、誰かのため、他人のため、子供たちのため、一生懸命マジメにバカになってやっていると少しだけ成長できている自分に気が付きます。
この暖簾も4年前に妻に作ってもらったものですが、子供たちが真剣に
「おじさん、これ間違ってるよ~」
「やきりとじゃないよ。やきとりだよ!」
こんなやりとりに微笑ましさと穏やかな空気を感じます。
4年前は10人から始まった親父の”やきりと”も今年は30人のお父さんが有志として集まってくれました。
焼いた!売った!笑った!
焼き鳥4,000本!! フランクフルト400本!!
スゴイことです。
そして嬉しいのは、帰り際に
「また来年も協力させてもらいます」
ものすごく嬉しい。真剣に涙が出てきます。
来年は僕もお役御免なので、脇から支えさせてもらいますが、小学校とのお付き合いもあと1年なんだね。子どもの成長は早いが、すべては子供たちのおかげ、小学校のおかげ。
そして、忘れてはいけないのは、
『お母さんの力』
『女性のパワー』
今の世の中、本当は昔からそうなのですが、
女性の力、存在ってスゴイ!
女性の存在なくして、もうあらゆるものが語れませんね。
今回もその存在感を十分に感じました。
僕は結局何もしなかった。
最終的には、何の問題もなく、お祭りは幕を閉じました。
加えて、消費税アップや、物品の相対的な値上げにもかかわらず、
過去最高の売り上げと利益を計上することができました。
そして感じたのは、やっぱりチームワークって大事。