本当のサービス
この日の東京ドームは名残を惜しむ『KAT-TUN』のファンで一杯でした。
長く続けていると色々ありますね、きっと。
ちなみに、今回はこのコンサートに来たわけではなく、同じジャニーズでも別の人気グループのメンバーのご実家へ行ってきました。
千葉市内某所の中国料理のお店。
すでにファンの間では、ごく当たり前の情報なのですが、これが予想を覆す正統派にして本格的な料理だったのが驚きでした。
ちなみに、午前11時に到着して、お店に入ったのは午後1時半。
実に入店まで2時間半を要しました。
しかし、ファンの人たちは、その時間さえも楽しんでいるようで、全く苦にならないとか。
それでもお店に対して感心したのは、そのサービスのしなやかさと無駄のない動きだったのです。
最初は、ファンの冷やかしで成り立っているんだろうと思っていたのですが、実際は違いました。
まず、料理自体は本当に納得の味で、この味だけでもお得意様は多いであろうことが想像できました。
そして何と言ってもそのサービスの在り方が素晴らしい。
気取るわけでもなく、テキパキと、スマートな身のこなし。
アイドル本人のお母様と他2人のスタッフの方の息もピッタリ。
常に行列の絶えない人気店にして、驕る様子もなく、淡々とお客様の対応をしていく様子が、サービスのお手本のような気がするほど、素晴らしかったのです。
もちろん、本人ではなく、そのお母様との会話も楽しむ方も。
他には、酢豚に、小籠包、などをいただいたのですが、全ての料理が一流でした。
もちろん、そのシェフはお父様と弟さん。
誕生日などにサプライズでケーキを出してくれたり、サービスで特別に何かをと言うのも、悪くはありません。
しかし、本当のサービスとは、当たり前のことを当たり前に処理し、お客様の期待通りに、確実に、スマートに対応することだと思います。
いつもの店で、いつもの料理をいただく。
奇をてらった特別なことよりも、いつも通りの普遍の状況を維持していくことのほうがはるかに難しいことなのだと思います。
最後に、この〆のスイーツ。
これがまさに『異端にして王道』
最後まで大満足の楽しい時間を過ごせました。
それでも、やっぱり外で待っている人たちのことを考えると、ゆっくりと食べるわけにもいきませんでした。
それでも満足した娘たちの顔を見ていたら、こちらも幸せな気持ちになれました。