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本気の涙

公開日:2016年7月29日 

妻が教鞭をとっている中学校のサッカー部。

この夏で私もすっかり彼らの虜になってしまった。

ちなみに、1カ月前は対戦相手のライバルでしたが(爆)

 

息子のチームは予選敗退してしまったので、その後は妻の影響もあり、ずっとこのチームの応援をしてきました。

すると、不思議なもので、全く関係のない僕でも愛着がわいてくるもので‥。

 

それはなぜか?

 

妻と一緒にいると、

「大久保先生~~~~」と言って、妻に抱き着いてくる応援に来ていた女子。

妻は教員なんだとこんな時に実感する。

 

反対に、

「大久保~~~????」と言って、僕と妻を見ながら、不敵な笑みを浮かべるサッカー部員。

 

さらに、

「大久保先生、全国連れてってやるからな!!!!」と意気込むエースストライカー。

 

この1か月、彼らを見ていて思った事。

 

負けてたまるか

抜かれたら、絶対に奪い返しに行く闘争心

しっかり挨拶ができる純粋さ

キラキラした表情

仲間を思う気持ち

サッカーへのひたむきな姿勢

体の強さ

フィジカル・フィットネス

基本プレーの重要性

仲間のために声がかれるまで応援

選ばれしものは、選ばれなかったもののために体を張ること

 

やっぱり、彼らがかわいくてたまらない。

自然と応援したくなる表情であったり、その立ち振る舞い。

きっと教師のやりがいと言うのは、これのもっともっと何倍も大きなものなんだろうと想像できる。

 

そして今日、県大会準決勝

事実上の決勝戦だろう。

 

1-2

 

敗戦

 

終了のホイッスッルと共に、ピッチにうずくまるプレーヤーたち

全員立てず、控えのメンバーが寄り添う光景。

スタンドにいても、彼らのしゃくりあげる涙声が耳に入ってきました。

 

80人ほどいる試合に出れない部員たちの必死の応援。

リーダーの3年生の声は、最後は嗚咽に変わりました。

 

たくさんの保護者の方々も、みんな涙。

電話をしながら、嗚咽が止まらないお母さん。きっと、ご主人に報告していたのだろう。

 

レベルは違えど、同じサッカー部の息子を持つ親としては、なんとなく共感できる場面。

人はこうして少しずつ強くなっていくんだね。

 

この領域まで来るのには、相当な年月と努力があったに違いない。

 

「本気の涙」

 

こんな涙を流せるって、本当にスゴイことだと思う。

 

そしてこのホイッスルと共に、彼ら3年生にとってのラストゲームとなってしまいました。

昨日見た彼ら3年生の部内の掲示板。

色々とあったのだけど、ほとんどの部員が言っていたこと。

 

「明日のために今まで頑張ってきた」

「絶対明日で終わらせない」

「明日勝てば、このチームでまだ試合ができる」

「まだこのチームで試合がしたい」

 

今ごろはまだ先ほどの敗戦を受け入れられない状態だろう。

そして、今日の夜は、なぜか涙が止まらないかもしれません。

 

でもね、そんな経験がきっと将来いい思い出になり、苦しいとき耐えられる強い心を作ってくれるのでしょう。

 

子供たちの力って本当に素晴らしい。

今日もみんなにありがとう。

 

 

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