主婦になった娘たち
この夏、妻が8日間家をあけることになった。
英語の教員をしている妻が、更なるステップアップを目指して、とある宿泊型の研修会に参加したいとの要望があり、最初は軽いノリで承諾したのですが、冷静に考えると、大変なことであることに後から気づいた。
ということで、妻のいない8日間が始まった。
朝は5時起床、お弁当作り、朝食、洗濯、掃除。
これを毎朝仕事に行く前にやっていたのかと思うと、あらためてスゴイことだと痛感する。
朝5時半、ガタガタという物音に反応して起きてみると、高2の長女が、中1の次女のためのお弁当を作っていた。
オムライスだった♪
すでに洗濯機は動き出していた。
いつもならまだ夢の中の長女が、自分なりに考え、何の打ち合わせもなく、お母さんが毎日しているルーティンを実践していた。
ちなみに、1枚目の写真は、妻が帰ってくる日に娘たちと作った夕食です。
特に長女が作ったジャガイモの冷製ビシソワーズは絶品だった。
さらに、トマトとチーズのカプレーゼは次女の定番メニュー。
アボカドとエビのサラダも次女が作ってくれました。
手巻き寿司も見た目は美しくないけど、安定の美味しさでした。
そして、僕が作った料理、食べかけですが(爆)
これは、私の父が栽培したピーマンで、このピーマンに助けられ、普通に美味しかった。
ということで、バタバタの8日間でしたが、結果としては子供たちにも母親のありがたさが分かった実に有意義な8日間となりました。
そんな中、マイペースを崩さない長男が勝手なことを言った途端、
長女が、
「お母さんは、これを毎日やっているんだよ!!!!!」の一言。
この言葉に今回のすべての要素が集約されているような気がした。
そしてその夜、疲れきっていた妻は椅子にもたれかかりながら仮眠していたのですが、驚いたことに、なんと英語で寝言を言っていた。
実は、この8日間の研修は、一切日本語を話してはいけないという研修だったとのこと。
気づいたら、家族全員リビングで寝ていましたよ。
きっとこうしたことを繰り返しながら、家族も子供たちも少しずつ成長していくんだね。
娘たちが本当の主婦になるのは何年後かな?