なんとかなるさ
19回目の結婚記念日。
高2の長女からこんな素敵なプレゼントをいただきました。
素直に嬉しかった。
と同時に、シドニーの教会で式を挙げた時の神父さんの言葉を思い出す。
「毎年結婚記念日には、奥さんにバラの花をプレゼントしなさい。」
サンタクロースのような風貌でとても温かいお人柄の神父さんでした。
そういえば最近は渡していなかったなあ。
でも、きっと娘は毎年の光景を見てくれていたんだね。
涙を止めることは出来なかった。
子供たちの成長と共に、親としての階段を少しずつ昇っていることを感じます。
そんな感動に包まれた夜は、妻と2人で食事に出かけていました。
もう子供たちも大きくなったので、そろそろいいかな?ということで、いつもの店へ。
ちょうど今までお世話になったシェフがお店を辞められるというので、お別れも兼ねて。
よく家族でもお世話になったシェフの料理はやっぱり安定感抜群です。
実家のある横浜に帰って、自分のお店を出したいという話は半年前から聞いていたのですが、やっぱり寂しいものです。
また横浜のお店に行くという再会の約束をしてしばしの別れ。
それでも、また近いうちに会いに行くんだろうなあ。
そして、手前背中越しの新しいシェフの料理。
「不安しかありません。」
素直な意見だと思います。
しかし、企業もそうですが、仮にキーパーソンがいなくなったとしても、最初は多少動揺もありますが、なんとかなるものです。
だから、新しいシェフのT君にはこの言葉を贈ります。
『You will be fine』
弊社のイメージワードにもしていますが、『大丈夫だよ』という意味です。
これからもみんなに愛され、可愛がられるお店にしていってほしいですね。
最後にOシェフには本当にお世話になりました。
妻との結婚記念日が新しい旅立ちの日と重なり、思い出深い記念日となりました。
かわいらしいこんなプレートまで。
きっと近いうちに行くことになると思いますが、これからもよろしくお願いいたします。
5年間本当にお疲れさまでした。そして最後にありがとう。
さらに、かわいいプレゼントをしてくれた娘にもありがとう。
凛とした素敵な女性になってください。