花の咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ
日頃、厚意にしていただいている方々からお誘いをいただいて、ワイン会や日本酒の会に伺う機会をいただきました。
たまたま3つのイベントが同じ週に重なったので、少しハードだったのですが、喜んで参加してきました。
まずは、『魚弥長久』さんのイベントで、地元静岡の醸造元である萩錦さんのお酒と和食の共演でした。
料理も大変美味しく、宴も大いに盛り上がったのですが、本当に世間は狭いなあと思った出来事が‥。
この日は、母校静岡高校野球部にすべてを捧げる11歳年下の高校の後輩と一緒だったのですが、たまたま4名席に初めてお会いする男性2名と相席となりました。
と、ここまではよくある話で、一緒に楽しく乾杯もさせてもらったのですが、ここからこの日のお酒のピッチをあげる事実が発覚することに!
多少の緊張もありながら、折角なので4名で愉しく飲み始め、その2人が料理人の男性と2人の子を持つ社会人であることが分かったところまでは良くある話。
その後、さらに話が進んでいくと、そのうちの1人の男性が、
「大久保さん、出身中学どこですか?もしかして、私たちと同じでは!?」とのフリから発覚した事実、それが4人とも同じ中学の同窓生ということだったのです。ちなみに、同行した高校の後輩も、出会った時は知らなかったのですが、同じ中学の後輩であったという偶然の一致。
もちろん、その後お酒を注ぐスピードが一気に上がったことは言うまでもありません(爆)
静岡という小さな田舎の街なので、よくある話かもしれませんが、何かの縁を感じた出来事でした。
次のイベントは、フランスのワインを愉しむイベントでした。
いつもお世話になっている大好きなお店ですが、これも偶然カウンターで知り合い、それから仲良くさせてもらっているYさんという素敵な大先輩に誘っていただきました。
Yさんと初めてお会いしたとき感じたのは、強烈なパワーと醸し出される圧倒的な雰囲気。同時に、知的で優しく紳士的な態度が、1人の男性としてとてもお手本になる本当に素敵な方なのです。
この日も、大いに語り、大いに笑い、そして心ゆくまで参加した皆さんと愉しむことができました。
そして最後は、その店主の人間性が大好きな『とが路』さんをはじめ、6つのお店のコラボレーションで、白隠正宗というやはり地元静岡を代表するお酒を愉しむ会でした。
ここでも、たまたま知り合った方々と意気投合。
その方々は同じ会社の皆さんでしたが、笑顔がはじけ、本当に楽しい宴になりました。
一番盛り上がったのは、イカの踊り食いでしたが、コメントは差し控えます(笑)
こんな感じで3つのイベントに参加してきたのですが、結局何を言いたいかというと、飲食業界としてはどうしても客足が落ちる冬の時期に少しでも風を起こし、活性させようという思いがあるということなのです。
これだけのイベントを成し遂げるまでには、相当の時間と労力があったことでしょう。
だから、そんな思いを汲み、お互いにさらに活性していければいいなと思います。
娘にしてみたら「また飲みに行ったの!?」の一言で終わりですが。
最後に、こちらも寒い冬の時期に根を伸ばしたであろう静岡高校野球部。
いよいよセンバツ甲子園までわずかとなりました。
卒業生は早くも浮かれ気味ですが、選手たちはきっと冬の厳しい練習を乗り越えてきたことでしょう。
夢の舞台で思いっきりプレーしてほしいと思います。
そして、春になったらきれいな花が咲くといいですね♪