夢の続き ~センバツ甲子園~
春のセンバツ甲子園は、大阪桐蔭の優勝で幕を下ろしました。
そんな中、今年も私たちを聖地に連れてきてくれた母校・静岡高校野球部の皆さんには、感謝しかありません。
初戦は、部員10人で甲子園出場を果たした不来方高校が対戦相手でしたので、やりにくさはあったと思いますが、見事勝利!
ちなみに、前の試合は、こちらも話題の中心・清宮君要する早稲田実業でした。
静岡高校の試合まで、早稲田実業の試合も観戦しました。
ファーストを守る清宮君は、高校生の中に1人プロがいるような存在感でしたよ。
球場の歓声や地鳴りのような反響が凄かったですね。
この光景は、何度見ても感動しかありません。
ここまで昇りつめてきた野球部関係者の皆さんに敬意を抱くのと同じく、静岡高校の卒業生の母校への愛がとても大きいことを痛感します。
この場所にいれることが普通ではないことをあらためて思い知らされます。
さらに、甲子園で母校の校歌が歌えるなんて、もう奇跡ですね。
アルプススタンドも大合唱の校歌は、あらためて素晴らしい校歌だなあと思い、最高に幸せな時間を感じられました。
ちなみに、これは2年前のセンバツの際、1回戦勝利の後のものです。
そして、続く2回戦は、甲子園においては横綱の大阪桐蔭が対戦相手でした。
ご存じのとおり、最終的には優勝を果たすモンスター級の野球部です。
静岡高校の試合の前が、前回と同じ早稲田実業が登場し、地元の大阪桐蔭の試合とあって、チケット売り場は平日にも関わらず、このような状況でした。
すでに、売られている席は静岡高校側のアルプス席しか販売されておらず、大阪桐蔭のファンの方も、静岡高校側に流れてきていましたね。
スタンドもこのような感じで満員の甲子園!
試合は残念ながら惜敗でした。
しかし、特筆すべきは、1回の攻防でしょう。
さすがに6点取られた時は、どうなることかと心配しましたが、その裏に6点取返し、2回に逆転したときは、スタンドも狂喜乱舞!
こんな刺激と感動を感じたのは、今までもあまり記憶にありません。
最後は、力の差を見せつけられた印象ですが、終盤までは奇跡の勝利を信じて疑わないほどの大善戦!
選手・関係者の皆さんには本当にありがとうという言葉以外見つかりません。
最後は温かい盛大な拍手に迎えられ、「また夏も来いよ!」
清々しく、好感の持てる、素晴らしいチームです。
ここまで育て上げていただいた、監督さんやコーチの方々の努力も想像を絶することでしょう。
甲子園球場に連れてきてくれたことに心から感謝するとともに、本当に幸せな時間を体全体で感じ取ることができました。
そして、図々しい卒業生であることは承知していますが、
「またこの夏もここに連れてきてください」
それでも、最後はやっぱり「ありがとう」
選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。