薩摩の味
今ではすっかり薩摩は鹿児島に魅了されてしまいました。
毎年鹿児島に足を運び、今年で6回目となりました。
ここ天文館も大好きな街の一つになっています。
この路面電車を見るとテンションがあがるんですよ~。
鹿児島随一の繁華街天文館には、芋焼酎を売りにした数々の飲食店がありますが、今回は、その中でも個人的に特にオススメな2つのお店をご紹介します。
まずはこちら、『分家 無邪気』さん。
こちらに来たら、まず頼むのがこのおでん。
品数は豊富で、これらのほかにも多種多様な具材があります。
この日は注文しませんでしたが、春菊もオススメです。
静岡も黒いダシの静岡おでんが人気ですが、こちらのおでんもそのルックスが独特ですね。
見た目よりは意外とさっぱりいただけます。
さらには、首折れサバの刺身。
しめ鯖とは一味違う、鹿児島ならではの料理ですね。
サバは特によく噛んで味わいましょう(アニサキスに注意)。
さらに、毎回必ずオーダーする地鶏の刺身。
甘い醤油が鹿児島の特徴ですね。これがニンニクとベストマッチ!
どれもそうですが、「あ~、鹿児島来たなあ」と思う瞬間です。
加えて、この雰囲気がこの店に足を向けさせる理由かもしれません。
周りはほとんどが地元の方々ばかり。
この日もみんな楽しそうにしていましたよ。
続いてはここ、『菜々かまど』さんです。
この雰囲気だけでもう十分、停めてある自転車がいい味だしてます。
寡黙で職人を感じさせるご主人の存在感がスゴイです。
さて、これは何の料理でしょうか?
大根おろしの存在感と量が圧倒的!
こんなに野菜があるから、春菊のおでんはパスしました。
正解は湯豆腐!
一般的な湯豆腐の概念は通用しませんね。
まずは軽く湯豆腐で一杯ではなく、ガッツリ湯豆腐で何杯もいけそうです。
やっぱり鹿児島に来たからには、きびなごですね。
これと鹿児島の芋焼酎が最高に合います。
ここでも、大根おろしの存在感がハンパありません(笑)
最後にここに来たらやっぱりコレ!
『トビウオのつけあげ』
料理名からこのルックス想像できる方いたらスゴイ!
ちなみに、お腹はすでにパンパンでしたが、実はこれはあとから注文したものではなく、最初に湯豆腐と共に注文したものでした。
実は、これが完成するまで20分以上要します。
ご主人が丁寧に丁寧に油の前でこしらえてくれます。
箸で割った時の湯気と香りを感じて至福の時間。
その間のピーンと静まり返る店内の空気がたまりません。
鹿児島に来られたら、この2件はかなり満足感高いと思いますよ。
あらかじめ水で割った「前割り」の焼酎を人肌位に温めて飲んだら最高です。
ただし、湯豆腐とさつま揚げをアテに軽く1杯などというノリできたら大変なことになりますね。
大満足の時間を過ごした後は、ここでゆっくり寛ぎました。
最後に、鹿児島は危険な所ですよ~。
「焼酎が500円で飲み放題」
なんと、生ビール1杯と同じ金額なんですねえ。
飲みすぎ注意!と、言っても無理だよね。
だってこのお店、カウンターの目の前に蛇口があって、そこから永遠と焼酎が出てくるという、お父さんにとっては夢のような店なんだから。
いずれにしても、鹿児島はいいところですよ。
是非一度、行かれてみてはいかがですか?
前回のお店の振りから2か月近くも経ってしまったんだね(爆)