高校生に教えられたこと ~静岡高校野球部~
今年も始まりました!
母校・静岡高校野球部の甲子園への挑戦!
毎年、一喜一憂するスタンドは、さながら高校の同窓会のようです。
プロ野球にも多くの人材を輩出する母校野球部は、静岡県では実力も人気もトップレベルのチームだと思います。
ここ最近の甲子園出場を振り返ると、2014年・夏、2015年・春、2015年・夏、2017年・春というように、とても目覚ましい活躍で、卒業生も大いに活気づきました。
静岡高校野球部の伝統を受け継ぐ若い後輩たちの挑戦を、今年も多数の卒業生とともに、見守りました。
もうすでにリタイアした先輩から、スーツに身を包み仕事中であることが想像される卒業生まで、みんなで握手してまた明日への検討を誓いあいながら。
『打倒!静高(しずこう)』が、全チームの合言葉だった2017年夏の静岡県予選。
相当なプレッシャーの中、連日素晴らしいプレーを見させていただきました。
準決勝まで勝ち上がり、あと2つで夢の甲子園。
しかし準決勝、まさかの大敗に、周りの人たちも言葉を失いました。
「こんな光景見たことなかったね」
みんなが茫然自失としている中、全てを一身に背負って力投したエースは、悔しさを押し殺し、いやむしろ晴れ晴れした表情でクールダウンをしている姿が印象的でした。
本当に悔しいのは、選手自身でしょう。
私たちの悔しさなど比較にならないほど。
しかし、現実を受け入れ、毅然とした態度で振る舞っていたこの高校生の背中にまた勇気をもらってしまいました。
「男は人前で泣くもんじゃない!」
この敗戦と同時に、また新たなスタートが切られました。
これからもずっと応援していきますよ。
そして、毎年私たちをワクワクさせてくれ、勇気を与えてくれる静岡高校野球部に心から感謝!