仲間を思う
相手校のカウンター攻撃に対して必死の形相で戻るキャプテン!
常にチームメイトを鼓舞する言葉をかけていたね。
息子が最も親しくさせてもらっている友人でもあります。
正確も素直で、運動能力も大変高く、何より頭がいい!
息子と仲良くしてくれていて、親としても本当にありがたいことです。
まさに校風でもあるジェントルマンを語るに相応しい好青年です。
この日はスタメンから外された息子。
理由は、前日の練習に参加できなかったから、とのこと。
どうやら間近に迫った学園祭の準備を1人でしていた友人Cを放っておけず、一緒に作業をして練習に参加しなかったらしい。
前日の練習に参加しないと、試合には出してもらえない監督であることを知った上での行動。
本人に聞くと、それでもいいと思った、と。
大事な公式戦と比較できるものではありませんが、今回は息子の意思を尊重しました。
自分が手を抜いたら、仲間に迷惑をかける。
自分が止めなければ、他の仲間の負担が増える。
スポーツをやる意味って、そうしたことを学ぶための一面もあるように思います。
まだまだあると思っていたサッカー部での活動もあと1年を切りました。
これからも一生付き合える仲間を作ってほしいですね。
帰り際、1人の青年が私に声をかけてきました。
「先日はありがとうございました」
この日の相手校のユニフォーム姿でした。
先日、この日の対戦校と練習試合をしてもらった時に、自転車のカギをなくしてしまった1人の青年を、自転車を車にのせて送り届けたことに対するお礼の言葉だった。
「対戦が決まった時に、きっと来るだろうと思っていました」とのこと。
「次も頑張れよ!」
「はい、頑張ります!!」
スポーツの素晴らしさをあらためて感じるとともに、本当に清々しい気持ちにさせてくれた青年にも心から感謝♪