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地震の怖さとやさしさ

公開日:2009年8月11日 

8月11日(火) 午前5時7分

ゆさゆさ、ミシミシ、ガタガタ…、なんと表現したらいいのか、それがすぐに地震であると、おそらく揺れる前から分かった。

但し、今までの地震と違うのは、物が落ちてくる、揺れ方が今まで経験したことのない大きさであること。

実際、揺れが収まるまで何もできなかった。自然の猛威になされるがまま…。

マグニチュード 6.5 駿河湾を震源とする今日の地震は、忘れかけていた東海地震への恐怖を呼び起こすには十分なものでした。静岡に住んでいる僕は、揺れが収まった瞬間「まだ、これ位の衝撃ならこれが東海地震であってほしい」すぐにそう思った。しかし、検証の結果、今回の地震は東海地震ではないとのこと。これ以上被害が拡大しなければいいのですが。

では、東海地震が本当に起こったらどれほどの被害が出てしまうのか?考えるだけでも恐ろしい。さらに都心を巻き込んだ被害が出たらどうなってしまうのでしょうか?また、再度地震への対応を考えなくてはなりませんね。自然の猛威の前では、人間は本当に弱いものだから…。

今日は朝からそんな感じの波乱のスタートでしたが、いろいろな方が心配してくださり、本当に多くの方にご心配をかけてしまいました。すみません。でも、すごく嬉しかったのも事実です。僕が逆の立場だったらできたかな?そう思うと、自分にはまだまだやさしさが足りない、とそう思います…。

この場を借りて、本当にありがとうございましたと言いたいです。

『人にやさしく』、僕自身全然できてない。もっとやさしい人になれるよう何をしたらいいのかな?

今日は地震の怖さと共にそんなことを思いました。

ちなみに、冒頭の写真は先日行われた中学校の同窓会の1コマ。みんな全然変わってない。あのときのままだった。そして、そこに参加していた同じ静岡に住んでいる友人が「お前のところ大丈夫か?」地震の後すぐに連絡をくれたのでした。

… … … (無言)。