93歳の乾杯 ~静岡高校同窓会~
今年も静中・静高同窓会が盛大に執り行われました。
(戦前は静岡中学校という名称ということで静中)
今年の1年生が137期の学年になりますが、毎年このように卒業生が一同に介し、同窓会と懇親会が行われています。
今年の参加者は約800人ということで、もうこの会場には入りきれないほどの熱気!
そんな中、懇親会で乾杯の音頭をとったのが、なんと御年93歳の大先輩!
張りのある声に、ユーモアを交えたトーク。
私もこんな人間になりたいものだと思うほどの、天晴れの立ち振る舞いでした。
懇親会終盤には全員で校歌の大合唱。
卒業生全員の誇りの校歌をこんな風に歌えるのは本当に幸せです。
しかし、校歌と同じくらい好きな歌が『希望の歌』です。
かつて静岡高校野球部が甲子園出場が決まっていた年に、不幸にも不祥事があったため、その出場が叶わず、そのときに作られたのがこの『希望の歌』だったとのこと。
そんなことを思いながら歌うと、また感慨も一入ですね。
その希望の歌を大合唱をするのが、これも卒業生の誇りである静岡高校野球部の活躍なんですね。
同窓会の翌月に行われた野球部後援会100周年の祝賀会でも、また校歌と希望の歌の大合唱でした。
母校の先輩であり、元NHKアナウンサーの山川静夫さんを招いての講演は、大爆笑の連続でした。
すでに85歳ほどになられると思うのですが、その語りのなめらかさと軽快なトークはさすがのプロの仕事でした。
高校の野球部を100年もの間、物心両面にわたって支えてこられた尽力というのは並大抵なことではありませんね。
来年の夏、通算42回目の甲子園出場が叶うよう、みんなで誓いあい閉幕しました。
それにしても、この2回の祝宴で思ったのは、先輩方の元気の良さでした。
また、来年もこの場に元気な姿で来れるよう、健康には注意しないといけませんね。