”NEVER COME AGAIN”なんて言わない
我が家の夏と言えばココでした。
『菅平』
ラグビー夏合宿の聖地です。
毎年家族でここに来ると、夏が来たなと感じたものでした。
子供たちにとっても最高の遊び場でしたね。
これは、息子が小学校の低学年のころでしょうか?
前歯が生え変わっているね(笑)
仲良しの次女とは、いつもこんな風に遊んでいました。
それが、今年はコロナ禍の影響で、山に登る(合宿入りする)チームが激減してしまったとのこと。
毎年800チームほどが集うここ菅平も、今年は異例の年になってしまいました。
仕方のない事とは言え、本当に寂しいですね。
最もつらいのはプレーヤーですが、今年に限っては、”NEVER COME AGAIN”(二度とくるもんか)』なんて言わないでしょう。
その過酷な地獄の合宿を形容するのに、菅平ではこの言葉が代名詞になっています。
この夏の合宿を経て、一層たくましくなっていく選手にとって、つらい夏になってしまいました。
ここは、私が高校のラグビー部で使用した合宿所です。
この洗濯場で、下級生だった私たちも監督や先輩の愚痴を言ったりして、夜遅くまで絆を深めたものでした。
そして、翌朝は遅くまで起きていたことによる罰走が待っているのでした(爆)
それでも、今ではいい想い出どころか、毎年当時の仲間と話すのは、あの時の苦しかった想い出ばかりです。
こんな賑わいを見せていた菅平も、今年は泣いているね、きっと。
来年の夏はどうなっているのだろうか?
今年に限っては、”NEVER COME AGAIN”なんて言わないから、合宿行きたいなと思っていることでしょう。
それでも、やっぱり来年の今頃は、
「ぜって~~、来年は来ねえから」と叫んでいる選手たちを見に、ここに来れることを願うばかりです。
ちなみに、この場所は、菅平に来ると家族でキャンプを張っていた想い出の場所です。
隣りのトマト農家のおじいちゃん、元気かな?
毎朝、売り物にならないトマトをテントの脇にそっと置いてくれていたっけ(涙)