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魂のバトン

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息子が中高6年間お世話になったサッカー部の引退式があり、観戦させていただきました。

もうすでに息子は引退、卒業しているのですが、私が関わらせていただいた最後の年代の選手たちだったので、思い入れもあるんですよね。

ということは、もう来年からは、選手の顔と名前は一致しないので、少し寂しさも感じながらの時間でした。

先輩から後輩へ、最後のエール。

キャプテンは、涙を流しながら、次期キャプテンにチームを託します。

息子もそうだったのですが、この学校の卒業式は凄いんです。

18歳の男子学生が、人目も憚らず、泣きじゃくりながらの卒業式。

普段感情をあまり表に出さない息子も、号泣している姿を見て、この学校に入学して良かったと思ったものでした。

そして、最後は親への感謝の気持ちを伝えます。

この時も、声を詰まらせる選手が多かったですね。

我が家は自宅から通学しましたが、生徒の約3分の1が学校の寮から通っています。

この前まで小学6年生だったお子様を、中学1年で寮に入れることを決心された親御様には、尊敬の念しかありません。

キャプテンも寮生でしたが、本当に頑張りましたね。

中学1年で親元を離れるなんて、本当に凄いことだと、そう思います。

この画は、今回撮ったものではありませんが、やっぱりここからの景色は本当に美しい!

息子たちは、毎日この景色を見ながら学生生活を送ったことを考えると、感慨深いものがあります。

お世話になった6年間の想い出、たくさんありましたね。

もう本当にここに来ることは減ってしまうのかな?

だから、久々に訪れたここからの眺めを目に焼き付けたのでした。