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泣かないと決めた日 ~ALIVE編~

公開日:2010年3月20日 

まだ何となく肌寒さも残りますが、いよいよ春本番ですね!

我が家も末娘が無事に幼稚園を卒園し、4月からはいよいよ新1年生!これで、小学5年の長女を筆頭に、3年の長男と、1年の次女とはじめて3人で同じ学校に通うことになります。さあ、これからますます大変になるぞっ!ガンバロウ!!

そこで…、というわけではないのですが、今回末娘に少しだけ難しいチャレンジをさせようと思い、考えました。

で…、長男が決めたのが、『”じいじ”の家まで自転車で行こう!』

実は、この企画は昨年も実行済み。その時の模様はコチラ

「まだ、無理じゃないかな!?」

昨年は、長男も2年生で運動神経もそれなりなので決行しましたが、次女はまだこれから1年生で、運動神経も長男より劣る。

そこで、次女に”ファイナルアンサー”!

「どうする?やれる?途中でやめない?」

すると、返ってきた答えは…、

「やるっ!大丈夫!!」

まあ彼女には愚問でした。彼女の性格からして、ここで「NO!』はありえません。

こんな急勾配があったり、交通量の多い道路があったり、さらには全体的にはゆるやかなのぼりに加えて、この日は向かい風も強かったのでした。

道中、何度も大丈夫か声をかけても前を向いて、うなずくだけ。

「これなら行けるかな?もう終盤に差し掛かっているから、このまま行ってしまえ」

そして、最後の難所。長い上りのトンネルを抜けると、ゴールまではあとわずか。しかし、彼女の太ももはすでに限界だったのかも!?

ゴール(じいじの家)までもう少し!

そして車で先回りして、ゴール地点で待っていた母親を見つけるなり、号泣!

あふれ出る涙で視界が悪かったのか、疲労困憊だったのか、ふらふらになりながら見事にゴール!!

本当によくがんばりました。

そして、最後は笑って”ピース”!

のはずが…、最後に衝撃の結末!

なんと、そんな感動的なシーンに浸っている僕たちをよそに、今日は一度も登場していない新小学5年の長女は、車の中で何事もなかったかのようにマンガを読んでいるのでありました。

そして…、「お父さん、どうしたの??」

「いや、別に…」(これが精一杯)

帰りは自転車3台を車に積んで距離を実測。すると、ちょうど13km。

あなたの根性には脱帽です。

なぜなら、このあと屋内プールに行ってさらに2時間の水泳練習をしたのでありました。

泣かないと決めたけど、実は最後に泣いたのは、疲労困憊の僕だったのです。