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生きてるよ!

公開日:2011年3月14日 

東日本大震災。

まず、大変多くの犠牲者の方々に心からお悔やみを申し上げます。

そして、被災された多くの方々にお見舞いを申し上げます。

さらに、多くの救助を待っている方々、もう少し”頑張ってください”。

僕のこの声は実際は届かないかもしれないし、「がんばってください」って言葉も軽々しく言ってはいけないのかも?

 

それでも今、みんなが力を合わせて、何かをしなくては!

 

震災から四日目の夜、名取市の大学時代の後輩とようやく連絡が取れた。

第一声!「大久保さん、生きてるよ!」

大学時代のラグビー部の後輩で、僕自身も最も気にかけていた後輩だったから本当に心配だった。

しかし、ようやく今日になって連絡が取れ、奥さんも子ども達も皆無事とのこと。さらに、石巻の実家も大丈夫とのこと。

多くの犠牲になった方々がいる中で失礼な話かもしれないが、とにかく良かった。

名取市といえば報道でも震災の激しさが伝えられていた地域だし、仙台空港にも近い土地だったから連絡が取れなかったときは、まさか…という思いがよぎったことも。

しかし、今日元気な声が聞けて…。

とにかく、ゆっくり休んでほしい。

 

そしてもう一人。

こちらは高校時代のラグビー部で同期のキャプテン。

今は仙台で外科医をしているはずだが、連絡が取れない。

彼は、元々仙台で勤務医をしていましたが、その後山形に赴き、今年になってまた宮城県に戻ってきたと聞いているが…。

きっと、多くの被災者の対応をしているに違いない。

責任感の強い彼のことだから、きっと寝る間も惜しんで働いていることだろう。

 

きっとそうだ!

 

何もしてあげることができない自分が、とてももどかしい。

しかし、今は無事を祈るばかりです。

 

明日は東北地方も含めて全国的に寒くなるそうです。

家があって、家族がいて、電気があって、水があって、食料があって、毛布があって、これらのことが当たり前ではない現実をしっかり受け止めよう。

僕達にできることは何か?

状況をしっかり見極めて行動に移します。

今できることを。

 

そして、もう一人の仙台の友人のメールの一言も…、

「生きてるよ~」でした。