油断大敵
ほぼ100%勝利を確信していた試合。
結果は、惜敗(泣)
何の話しかって?
母校の高校野球での話。
春のセンバツ甲子園を目指しての秋季静岡県大会準決勝。
静岡高校 VS 富士市立戦
会場全体も静岡高校のオールドファンが多かったんじゃないかな?
その中に、僕の父親も。
さらに、僕と息子も。僕は息子を野球に勧誘??
試合開始前から、この試合は問題なく勝利するだろうという空気が球場全体にあったような…。
僕ももちろん母校の勝利を信じて疑わなかったから!
しかし、結果は…。
序盤のミスや不運な判定もあったが、
そのうち点は取れるだろうという油断?から、ずるずると。
こうなると、勢いは相手チームに。
追うものの強みと、追われるものの弱みがモロに出てしまったね。
やっぱり油断や心のスキがあったといわれても仕方ないね。
お互い高校生だから、何があるか分からない。
僕は実は、静岡高校の試合前のアップを球場外で観ていましたが、なんとなく真剣さが足りないように見えたのが今になって思えば気になりました。
ショートダッシュも、少し緩慢だったような…。
ラグビーは、試合前のアップをとても重要視します。
思いっきりテンションを上げて試合に臨みます。
時には、涙を浮かべながら気持ちを集中します。
なぜかって?
それくらいテンションを上げないと、ケガにつながるし、さらには首等をやったら本当に致命傷。
とても危険なスポーツだから、浮ついた気持ちで試合をするととても危険なんです。
でも、本当に大事なのは、今ここで野球ができるのはとてもありがたいことだと感じることが大切なんだと思います。
我が子のために必死に応援していたご父兄の方々。
背番号をもらえず、グラウンド整備をする控え部員。
レギュラーの陰で、くやしい思いをしている仲間がきっといる。
他にも多くの関係者のおかげで試合ができるんですよね。
もちろん、学生時代の僕もそこまで考えてラグビーはしていなかったけれども、今は本当にそう思います。
おそらく選手自身は僕が言うほど油断はなかったと思いますが、色んな意味で注目されるチームだから仕方ない。外野は言いたいこと言うから(僕もその一人かな?)。
しかし、まだセンバツ甲子園への道は閉ざされたわけではありません。
可能性はまだ充分あるし、「この敗戦があったから…」ってなればいいな。
今度の3位決定戦は、是が非でも勝ってほしい。
そして最後に、卒業して20年以上経つのに、今でもこうしてワクワクドキドキさせてくれる現役生には本当に感謝です。
ガンバレ、静高!