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息子と探検

公開日:2012年2月6日 

探検の始まりは、この100段階段から!

静岡のシンボルでもある静岡浅間神社にあるこの階段。これが結構キツイ。

「とりあえず天気もいいし、行ってみるか!」

決して軽はずみな行動ではなかったつもり。

しかし、なんとなくこの場所に足を向けさせられたんだよなあ~。

なんでだろう?

とりあえずお昼前だったので、あらかじめ昼食を済ませ、出発!

 

もちろんこの時、息子はどこへ行くのか?何をしに行くのかも分からずついてきたはず。

登りきったところから見ると…、

結構コワいです。

基本、高いところ苦手ですから、僕。

もちろん、途中で後ろを振り返ることなんて…、

しません!息子は見てましたけど。

さあ、何があるかな?

探検はまだ始まったばかり。

しばらく歩くと、この景色!

ほんのちょっとの散歩程度でこの景色ですから、テンション上がりますね♪

ここまでで、徒歩15分程度でしょうか?

ハイキングや登山を趣味にしている人たちの気持ちもなんとなく分かるような気がする。

 

確かに気持ちいいねえ。

すると、山頂付近に現れたのがこの慰霊碑。

1945年の太平洋戦争末期の静岡大空襲の際、アメリカのB29戦闘機2機が、静岡に墜落したそうです。

そのときの心情や背景は、僕の語るところではありませんが、いずれにしても亡くなったアメリカの兵士を弔う慰霊碑をここに建立し、日米の合同慰霊祭が行われている。

もちろん僕は戦争は経験しておりませんが、当時を振り返り、息子としばし戦争について話す。

すると、息子は知らないうちに目を閉じ手を合わせていた。

 

何を思っていたかは特に聞きませんでしたが、息子の突然の行動に少しビックリ!

 こんな姿を見ると、少しずつ成長しているのかなあ~なんて思い、少し嬉しくなる。

そしてこの後、見てはいけないものなのか?

見るべくして見えたのか?

よく分かりませんが、

僕が何となく目指していたゴール。

それは、『鯨が池』。

決して近い距離ではないけども、行けないこともあるまい。

そこで、目に入った錆付いた看板。

そこにはかすかにこう書いてありました。

「鯨が池まで7,000m」

 

決して長いわけでもない。登山やハイキングをする方から見れば、こんなの登山ではないだろう。

しかし、平坦な道ならまだしも、一応山道だし、その距離がどんなものなのかも想像付かず。

もっとも、そんな気合を入れて登山をするつもりもなかったし、格好はジャージにスニーカー。

でも、ここで帰ってもどうなのか?

こんなことが一瞬のうちに頭をよぎりましたが、

なぜか歩みを止めずに、歩いていました。

ここで帰っても、充分な運動したし。

前へ歩を進めながらも、「ここで止めても」みたいな気持ちもあったなあ。

しかし、黙々と前進する息子と打算的な親父。

 

どこに行くのか見当も付かない息子は、文句も言わず、黙々と前進。

そんな息子の姿を見て、頼もしくもあり、自分の打算的な考え方が少し恥ずかしくもあり、

そして、時々見えてくる絶景が、ついに僕に決心させた、

つもりだった!

 

「よし、最後まで行くぞ!」

前方に見える海を眺めながら、

何を思っているのかな?

途中、休憩しながら、息子と会話。

「きれいだね」

「お父さん、喉渇いてない?」

 

息子に励まされる。

一緒に励ましあいながらの息子との時間は、本当に貴重である。

いつもは息子に怒ってばかりだけど、

「やっぱりこの子は優しいんだなあ」

と、あらためて思う。

 

僕は本当に子供のおかげで成長できていることを痛感します。

もちろん妻や家族も。

まだまだこの先長いけど、

自分一人ではここまで来れてないだろうし、この先も家族の存在は本当に大きい。

そんなことを考えながら、トトロが出てきそうなトンネルをくぐる。

ここ、とても楽しかった♪

息子「ここに秘密基地作りたいね!」

僕も同じことを思う。

歳はとったけど、考えてることは小学4年と同じだね。

 

途中、風が強くなる場面があり、息子も足を少し痛めたこともあったので、

「帰ってもいいんだよ?」と、促すと、

息子「ここまで来たんだから最後まで行こうよ。後悔するし!」

そして、ついに目的地に到着!

正直、あの池が見えたときは嬉しかったなあ。

恐らく、いや間違いなく、息子がいなかったら、B29の慰霊碑を見て満足して帰宅したことでしょう。

たかだか7,000メートルの丘陵地のハイキングでしたが、とっても貴重な時間を過ごすことができました。

少しずつ成長している息子との時間はとても有意義なものでした。

そして、最後にサプライズ!

なんと、野生のタヌキに遭遇。

これは野生動物が里山に下りてきている現象として決して喜ぶべきことではありませんが、動物や昆虫が好きな息子にとっては、最高のプレゼントでした。

ただし、タヌキの体毛が抜けている姿が気になりました。

 

きっと病気にかかってしまっているのでしょう。

タヌキは森に帰っていきましたが、清々しい気持ちにさせてくれたタヌキに感謝!

家族の存在、仲間のありがたさ、周りの人たちに感謝。

たった7,000メートルのハイキングでしたが、息子からたくさんのことを学んだ最高の休日となりました。

今度は長女と行こうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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