純粋な心
我が家の長女も今年で小学校を卒業。4月からはいよいよ中学生だ。早いものです。
そこで、毎年この時期には、小学校のイベントで「6年生を送る会」が行われます。
1年生から5年生までが、それぞれ学年ごとに6年生への思いを込めて、歌を歌ったり、合奏等を披露。もちろん、6年生もそれに応えるというもの。
そこで、今年はとんでもないことが…。
なんと、6年生の男の子達ほぼ全員が、人目もはばからず号泣!
それも、日頃とても活発でリーダー的な存在の彼らが特に下級生の歌や合奏に感極まって…。
その1人が、写真のH。
これは一緒に釣りに行ったときのものだが、彼は本当に素直でかわいい!
ちなみに、運動神経もバツグンで、よく学校でも挨拶してくれたなあ。
そして、写真のKとも一緒に釣りに行ったなあ。
「おじさん、また釣りに連れて行ってください」
と、よく言われたが、そのときの純粋な感じが忘れられず、彼も本当に大好きな子供でした。
そんな彼らの純粋な気持ちが、
「こんなに感動的な涙はいまだかつてなかった」という先生達にも伝わって、なんともいえない幻想的な空気がそこにはあったようです。
僕自身のことに照らしてみると、
「人前それも下級生や女の子の前で泣くなんてみっともない」などと思って、素直な気持ちをきっと表さなかったのではないか。
それに比べて彼らは、ストレートに感謝の思いを表現していたんですね。
今こうして振り返ってみると、みんな本当に純粋でいい子が多かったなあ。
これから中学生になって、また色々と大変なことも増えてくると思うけど、精一杯、伸び伸びとこのまま成長してほしいものです。
本当にたくさんの思い出をありがとう。
僕も今年は小学校で重大な任務を任されそうですが、皆も含めて体を張って地域の子供たちを守るからね。
そして将来、一緒に釣りに行ったときのことなど酒の肴にして彼らとまた呑めたりしたら最高だな。
今まで本当にありがとう。そしてこれからもヨロシクね♪
ちなみに、先日行われたPTAの懇親会では、前任者へのお礼の挨拶を僕も述べましたが、
もちろん、涙は1滴たりとも流れることはありませんでした。
純粋な心はどこに行ってしまったのかな~?