天婦羅割烹カウンターでの素敵な料理と出会い 【エクシブ山中湖】
前回、『どこにも行かない贅沢』ということで、エクシブの金曜日宿泊を提唱しました。そこで、エクシブ山中湖を舞台として考察してみたわけですが、いかがでしたでしょうか?
もちろん様々な条件もあるし、何よりも家から1~2時間圏内にエクシブがないと成立しない話かもしれません。しかし、そもそもエクシブはそんな利用ができるよう日本の中心部分に建設されているので、ほとんどの方に適用できるのではないかと思います。んっ?中心部分?そうなんです、エクシブは日本の中心部分にほとんどの施設が存在しているのです。だから、北海道・東北や九州といった地域にはエクシブは存在しません。もちろん、色んな理由、企業としての考え方が内在しておりますが、東京・名古屋・大阪を中心としたエリアからそれほど遠くない場所にエクシブを建設するということが1つの方向性になっています(今後は違った展開もあるかもしれませんが)。
ということで、今まで金曜宿泊など考えたこともなかった方、1度試してみてください。意外とゆっくり出来ますよ!
そしてこれからは、今回のテーマで舞台となったエクシブ山中湖での様子を紹介していきたいと思います。そこには素晴らしい出会いがあり、あらためてエクシブの良さを感じることができました。
前回は、午後8時すぎにエクシブ山中湖に到着したところまで紹介しましたから、今日はそこから話は始まります。
エクシブ山中湖に到着すると、そのまま地下1階のレストランフロアを目指します。ここにはすべてのレストランが集まっており、とても分かりやすい。和食の『花木鳥』には王道の『和食』と目の前の鉄板でシェフがその技術を惜しげもなく披露する『鉄板焼きコーナー』、そして今回お世話になった『天ぷらコーナー』。さらに、イタリアンの『ルッチコーレ』と中国料理の『翆陽』。いずれも大変人気の高いレストランばかりで、ここのレストランを順番に訪れるだけでも十分満足できるしこれだけで年間に5回はエクシブ山中湖に来る楽しみができる。
僕は会員制の意義ってこれで十分じゃないかなって思っているのです。
会員権って色々な見方、捉え方があると思いますが、何度来ても落ち着けて、また来たいなと思える場所であること。だから、1年の内でエクシブを訪れた5回がすべて同じエクシブであってもいいですよね。もちろん、1年で1回しか来れなかったとしてもいいと思います。そういう意味では、また来たいなと思わせてくれるレストランの1つが今回お世話になった『天ぷらコーナー』です。
素敵な料理と、素敵な出会い
ここは、カウンター形式で収容できるのは1回で約6~7人とのこと。ここを仕切っている料理長曰く、召し上がっていただく全ての方に携わり、目の届くところに居たいとのこと。だから、1回で対応できるのは6~7人が限界なのだそうです。
そして、今回は僕とお客様ご夫妻のグループと、お一人でお見えになっていた男性の計4人が料理を食べることに。
まずは、前菜・椀物、そして続いてハモの湯引き。ここまでで、僕としてはもう十分!どれも素晴らしく美味しいものばかりで、ここまでで、ここは『天ぷらコーナー』という概念はありませんでした。
そのあと写真にもあるように、蟹を使った料理に牛の炭火焼。ちなみにここまで一切天ぷらがでてきません。「本当に天ぷら出てくるの?」そんな感じです。
その後、「お腹は大丈夫ですか?これから天ぷらをお出しします」と今回揚げていただくネタを披露。そろそろお酒も手伝って満腹になりかけていた僕でしたが、全て完食。どれも「やっぱりプロだなあ」と唸るような天ぷらばかりでした。
料理長さんの美味しい料理に話もすごく弾んだのですが、僕は入店してからずっと気になっていた事があったのです。それが、お一人で来ていた40代位の男性。後に横浜でソフトウェアの会社を経営しているI社長とわかるのですが、何ともいえない雰囲気があり、どんな人だろうなあという思いが強くなっていきました。
すると、食事の途中でそのI社長が何かを作り始めました。そして、僕たちのほうへ向けてにっこり笑って差し出したのが、冒頭の写真。これは見ての通り『いす』ですが、何で作ったかというとオーダーしたシャンパンを開けた際のコルクの部分を使って創作したものだったのです。そのセンスの良さに僕のI社長への評価が一層上がったのは言うまでもありません。その後は、それを機に様々な楽しい話をさせていただきました。
京都に関しては色々とお詳しいとのことで、「京都に行く機会があったら、連絡してくれればイイお店も紹介するよ」とのこと。魅力的な話題をたくさん提供していただき、本当に楽しいひと時でした。
このように、今回本当にいい出会いをすることができたのですが、僕のお客様の話からもよくこういった出会いの話を聞くことがあります。「今ではその方と一緒に旅行にもいくのよ~」とか、「家が近いこともあって、今ではすっかり飲み仲間だよ」なんてこともあったりします。
やっぱり、人との出会いって、どこで生まれるか分からないものですが、エクシブを通じて出会いがあるなんて本当に素晴らしい。僕はこういった出会いができる場所にいられて本当に幸せです。
基本的には笑顔に満ち溢れた出会いが多いけど、僕のお客様も含めて会社の経営者だったり、定年を迎えられた方やもちろん一般企業に勤められている方等、基本的には仕事でも修羅場を乗り越えてきている方から、普段では聞くことのできない貴重な話を聞くことが出来る。
今回も本当にいい出会いがあって、為になるお話もたくさん聞けて充実した時間を過ごすことができました。そして、料理長の料理も最高でした。ありがとう!
そしてこう思います。今の環境は当たり前のことではないと。周りの人たちに感謝しないと。なぜなら、僕たちの身の回りには、生まれたときから胃・肝臓・小腸などの消化器官すべてが機能せず物を口から摂取することが出来ない子などもいるのです。
だから、これからも周りの多くの人への感謝を忘れず一生懸命生きていきます。なぜなら、『ALIVE』という社名にはそういう意味が含まれているから。